天地魔闘の構え
読み : テンチマトウノカマエ
天地魔闘の構えは片手を上に、もう片手を下に構えるポーズのことを指す。敵の攻撃を受け止めて反撃をするというカウンター型の構えであり、攻防一体の構えとされている。
天地魔闘の構えの元ネタ
この構えの元ネタはマンガ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』に登場する大魔王バーンの技である。天は攻撃、地は防御、魔は魔力を意味しており、3つの動作を一つの構えで行うまさに攻防一体の奥義ということになっている。
構えとしては片手を上に、もう一方を下に構えるという割とありがちなポーズであるため、様々なマンガやアニメでこういったポーズが登場した際に「天地魔闘の構えだ!!」と言われることがある。ただ単に同じようなポーズだっただけのものもあれば意識して使われているであろうものも見られる。
『天地魔闘の構え』と言われているのはアニメ『魔法少女リリカルなのはStrikerS』第8話における主人公高町なのはのポーズ。さらにマンガ『めだかボックス』の主人公黒神めだかも第5話(アニメ2話)の柔道の話でこの構えをしている。さらにはアニメ『スマイルプリキュア』の主人公キュアハッピーの変身シーンの最後の決めポーズもこの構えに見える。
天地魔闘の構えのモデル
この構えにはモデルになっているものがある。これは空手の世界で実在する『天地上下の構え』というものである。天地魔闘の構えはこの天地上下の構えを参考にしたものだと思われる。同様に天地上下の構えを元にしたものとして、マンガ『北斗の拳』で登場する天破の構えがある。
また、天地上下の構えはマンガ『バキ』シリーズで愚地独歩が披露していたり、ゲームソフト『龍虎の拳』では極限流空手の構えの一つとしてこの構えがあり、覇王翔吼拳を繰り出す際のポーズはまさにこれである。