テルマエ・ロマエ
読み : テルマエ・ロマエ
『テルマエ・ロマエ』はヤマザキマリによるマンガ。『コミックビーム』で連載され、アニメ化のみならず阿部寛主演で映画化までされた。映画ではローマ人を演じるため阿部寛はじめ、市村正親、北村一輝、宍戸開、飯沼慧など顔の濃いキャストが勢揃い。
マンガ大賞2010、第14回手塚治虫文化賞短編賞を受賞し、アニメ版はノイタミナ枠で放送された。
古代ローマの浴場技師・ルシウスが現代の日本にタイムスリップし、日本のお風呂や温泉文化を古代ローマに持ち帰り斬新な設計で一躍人気技師となる、というストーリー。
テルマエ・ロマエの意味
『テルマエ・ロマエ』はラテン語で「ローマの浴場」を意味する。「テルマエ(Thermae)」は「(古代ローマの)公衆浴場」を意味し、「ロマエ(Romae)」は「ローマの」を意味する。作中ではラテン語でところどころ話されている。古代ローマの各都市には公衆浴場があったが、現代のヨーロッパにはなぜかお風呂に浸かる習慣がない。同じく各地に温泉のある日本と古代ローマには共通点があり、古代ローマ人と日本人は風呂好きであるという共通点はしばしば話題として論じられている。
ローマ人だと言われてもなんら違和感はない。
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アニメ版は『秘密結社鷹の爪』などを手がけるDLEが制作。