女は最初にその3個のリンゴをどこで買ったのか聞いて欲しいの
読み : オンナハサイショニ〜
【目次】
女は最初にその3個のリンゴをどこで買ったのか聞いて欲しいのとは
「女は最初にその3個のリンゴをどこで買ったのか聞いて欲しいの」は、5ch(2ch)やツイッター等でよく貼られるマンガの1ページ、及びそこに書かれている言葉。
こちらがその画像
女:最初にリンゴが3個あります…あと2個リンゴを買ったらいくつになるでしょう
男:バカにしてるの?5個
女:不正解
男:は?
女:女は…最初にその3個のリンゴをどこで買ったのか…聞いて欲しいの… そして残りの2個のリンゴを一緒に買いに行って欲しいの…… それが答え…
算数の文章問題のような問いをする女性に対し、男性が「5個」という正しい回答をするも、女性は全く論理的ではない「答え」を返すというこのシーン。男性と女性の考え方の違いを示すワンシーンとして、そういった話題の際によく用いられる画像となっている。
この女性が一体何を言いたかったのかについては、ネット上でも時折議論が重ねられているが、その結論は各々の解釈に委ねるとして、この記事ではネットであまり話題とならないこのシーンの背景を紹介する。
「女は最初にその3個のリンゴをどこで買ったのか聞いて欲しいの」の元ネタ
画像の右上に『ふたりエッチ』と書かれていることから、マンガ『ふたりエッチ』のワンシーンであることはよく知られている。しかし、この前後の画像が貼られることはあまり無く、このシーンのセリフのみが有名になっている。
画像は、単行本68巻に収録されているPART.661『野間くんの「問題」』というエピソードでの1ページ。
野間くんというのは、主人公・真(まこと)の会社の後輩で、夜は副業でホストとして働いているイケメンな23歳。モテモテでSEXの相手も20〜30人はいるという彼だが、ほとんどがホストの客で「恋人」と呼べる女性はおらず、真に「愛を教えてください」と相談する。
真から「誰か一人を好きにならないと」とアドバイスを受けた野間は、体の関係がある複数の女性に「キミのことを好きになってみようかなぁ」等と交際を申し込むが次々とフラれてしまう。
1日のうちに3人の女性にフラれた野間が、その日最後に会いに行ったのが画像の女性。実はこの女性は名前もなく、この話にだけ登場するモブキャラ。
この女性とのSEXの後に交わされる二人の会話が以下のもの。
女:久しぶりね。2ヶ月ぶりかしら!?
野:キミとはもう3年になるかなぁ。ぼくを「好き」っていってくれたこと覚えてるよ
女:ああ…あの頃はまだあなたのことよく知らなかったから
野:今度はぼくがキミを好きになろうかと思うんだ!!
女:ホント…馬鹿よね
野:へ?
女:私のことを「好き」じゃなくて…「好きになろうと思う」なんてバカにしてる
野:そうかなぁそんなつもりはないけど…ぼくは愛を知りたいだけで…
女:ナンバーワンホストになるためでしょ?
野:そうだよ、必要だと思うんだ
女:あなたは他人の気持ちがわからない!!それは…今まで何でも簡単に手に入り過ぎたからよ!!人は失敗して傷ついて…相手を思いやることを学んだりするの…。ねぇ…聞いていいかしら、「愛する」ってどういうことかわかってる?
野:キミは時々難しい問題をぼくに出すね。答えのわからない問題ばかり。そしていつもぼくは不合格だ。別にキミに合格したいわけじゃないのに…
女:……そうよね…あなたって…じゃあ…最後の問題…簡単よ女:最初にリンゴが3個あります…あと2個リンゴを買ったらいくつになるでしょう
男:バカにしてるの?5個
女:不正解
男:は?
女:女は…最初にその3個のリンゴをどこで買ったのか…聞いて欲しいの… そして残りの2個のリンゴを一緒に買いに行って欲しいの…… それが答え…女:さようなら…もうあなたに問題は出さないわ…
野:もう会わない気?
女:おやすみ…
引用:ふたりエッチ68巻
要するに、イケメンでモテモテな野間は女性を本気で好きになったことがなく、女性の気持ちを全く理解していない。そんな野間に女性が女心を説くというシーンである。
そして場面は翌日の会社、野間は真(童貞のまま結婚し、妻に一途な男)に「ぼくはまだまだ勉強が足りないみたいですから、頑張ります。」と一言。
そしてエピソードの最後に、ロシアの思想家トルストイの名言が記されている。
―多くの女性を愛した人間よりも たったひとりの女性だけを愛した人間のほうが はるかに深く女というものを知っている―
ちなみに、『ふたりエッチ』作者の克・亜樹は男性。
コラ画像
この画像を用いたコラ画像もいくつか存在する
ゴルゴバージョン
謎の風船バージョン