アレクサ(Amazon Echo)のCM
読み : アレクサノシーエム
【目次】
アレクサのCMが「気持ち悪い」と話題に
アレクサ(Alexa)はAmazonが開発したAIアシスタントで、Amazonが販売するスマートスピーカー「Echo」に搭載されている。
「アレクサ」と呼びかけ、指示をすることで様々な情報提供やアプリの使用等ができる。
そんな「アレクサ」のテレビCMの一つ、「肉じゃがが母さんの味にならないよ」篇が「気持ち悪い」「モヤモヤする」とネット上で話題に。
CMにはこちら。動画にはコメントはできないが、低評価が高評価を上回っている。
男性が一人で肉じゃがを作ろうとするが「母さんの味にならない」、とアレクサを使って母親とビデオ通話を開始。母親があれこれと指示をすると、肉じゃがではなくカレーが出来上がるが、「うまい」と問題はない様子。
母親はそこで「で、今度はどんな子なの?」と聞くが、男性は「通話を切って」とアレクサに指示。チャイムが鳴り、「デートのプレイリスト」をかけ、彼女が来たと思われるところでCMは終わる。
CMへの反応
このCMに対し、ネット上では「気持ち悪い」という意見が多く見られる。
「アレクサ、通話を切って」のCMを見るたび訪ねてきた彼女に「おい、そいつとんだマザコン野郎だぞ!」と忠告したい気持ちに駆られる。「肉じゃがが母さんの味にならないよ!」でウヘェとなり「通話を切って」の節の回し方でウギィ~~~っとなる。
— 有川ひろと覚しき人 (@arikawahiro0609) 2019年8月28日
アレクサのCMでモヤる点
*彼女にご馳走する肉じゃがを母親の味にしたくて母親に電話するいい歳した男性の妙
*肉じゃがなのにカレー粉入れてケチャップ入れて白滝入りの変な料理に変身させる母親の妙
*今度の彼女はどう?と探りを入れる母親の妙
*めんどくさくなると秒で電話を切る男性の妙— すなつぶ (@sunatubuhitori) 2019年8月25日
アレクサのCM
「通話を切って」の時のタメがキモイ
てゆーか、彼女にお袋の味肉じゃがを披露しようとしてるのもキモイし
完成するまでカレーだって気付けないのもヤバイ
デートのプレイリストってのもいい歳こいて痛い
あとカレーにシラタキ入ってるし…— 来生 泪 (@emina_l_v) 2019年8月28日
アレクサ、あのCM何とかして。
— とけいまわり⏰↻子育てアドベンチャーワールド (@ajitukenorikiti) 2019年8月30日
きゃりーぱみゅぱみゅも「苦手」とツイート。
アレクサのCMの息子みたいな男苦手だな〜
— きゃりーぱみゅぱみゅ (@pamyurin) 2019年9月3日
一方で、「気にしすぎ」「親子の関係はあんなもん」といった声も見られる。
CMの元ネタ・海外版
「なんでこんなCMを作ったんだ…」という声も聞かれるが、このCMは恐らく海外版のCMを日本版にローカライズしたものだと思われる。
こちらが海外版Amazon EchoのCM『Cooking Together』
若い女性が一人で料理を作っているが上手くいかず、アレクサを使って父に助けを求める。
父がビデオ通話ごしに娘に料理の指示をし、母(妻)がかつて父に作ったというスパゲッティ料理を再現。出来上がりは「パーフェクト」。
父が娘に「彼の名前は?」と尋ねると、娘は「hang up」とアレクサに指示して電話を切る。最後は画面に「サムとディナー」の文字が。
海外版では娘と父だったのが、日本版では息子と母になっていたり、作っていた料理を別の物に作り変えたり、最後にデート用プレイリストをかける件が追加されたり、と多少の違いはあるが展開としては同じ。
しかし、「日本に合うように」と考えて作り変えたいくつかの違いが、逆にことごとくツッコミどころを生む結果となってしまったようだ。