シンデレラおじさん

読み : シンデレラオジサン

シンデレラおじさんとは

「シンデレラおじさん」とは、俳優・小手伸也(こて しんや)のことである。

小手伸也は早稲田大学を卒業後、アルバイトをしながら劇団の主宰や俳優、アニメの声優などで活動。2016年の大河ドラマ『真田丸』や、2018年のフジテレビ月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』や『SUITS』に出演している。

シンデレラおじさんの意味・由来

シンデレラおじさん」という言葉は、実は小手伸也自身が自分のことをそう称したのが始まりである。

小手伸也は大河ドラマ『真田丸』の出演をきっかけに注目され、2018年には月9ドラマ2作に出演するなど一気にブレイク。

コールセンターでのアルバイトをしながら俳優業を続け、44歳という年齢で急に売れ始めた自身の状況をいわゆる「シンデレラストーリー」と重ねたのが「シンデレラおじさん」という言葉というわけだ。

小手伸也は2001年の月9ドラマ『HERO』第1話にも出演していた。

ここから無名のまま十数年、40歳を過ぎての突然のブレイクはまさに「シンデレラ」で、夢を追い続けるおじさんに勇気と希望を与える存在だ。

2019年1月に出演した『しゃべくり007』では、まだコールセンターのアルバイトを続けていることを明かし、収録のまさにその後にバイトがあると話していた。

アルバイトを辞めないのは「人としてお金を稼ぐことの大切さ」や、理不尽な客からの罵倒を受け「こういった経験を経て僕は日常とつながっている」と感じるためだと話す。

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