バジリスクタイム(ダンス動画)
読み : バジリスクタイム
バジリスクタイムとは、ネット上で流行している以下のようなダンス動画を指す。サビに入ると突如踊り狂い出すのが特徴。
渋谷でバジリスクタイム踊ってきました。 pic.twitter.com/S3F6mWuZAp
— オロナ (@myhero1118) 2017年8月14日
【目次】
バジリスクタイム(ダンス動画)の元ネタ
まず、ダンス動画シリーズのバジリスクタイムで使われている楽曲の元ネタは、アニメ『バジリスク〜甲賀忍法帖〜』のオープニングテーマ曲『甲賀忍法帖』である。『甲賀忍法帖』は陰陽座の10枚目のシングルで、同アニメの主題歌として起用された。
ダンス動画シリーズのバジリスクの元ネタは、「Vine」に2016年6月25日に投稿された以下の動画だと思われる。この動画では「バジリスクタイム」というロゴらしきものが貼られており、『甲賀忍法帖』に合わせて外人男性が踊っている様子が見られる。
※ページを開くと再生できます。
https://vine.co/v/5mVITZ1aziY
「バジリスクタイム」とは?
ダンス動画の元ネタになっている「バジリスクタイム」は、パチスロ『バジリスク』シリーズにおけるART(エーアールティー)の名称である。ARTは大当たりの一種で、リプレイが高確率状態となり、そこに押し順ベル(メダルの払い出しのある役)が揃うことでメダルが増えていく状態。
「バジリスクタイム」はシリーズにおけるARTの名称となっており、大当たりしてARTに突入する時にダンス動画に貼られているようなロゴが表示される。
もう少し詳しく解説すると、ART「バジリスクタイム」は基本10ゲームの「追想の刻(とき)」とゲーム継続をかけた「争忍の刻(とき)」が1セットになっている。「バジリスクタイム」はセット数で管理されており、「争忍の刻」で甲賀が伊賀に負けるとそこでARTは終了するが、勝つともう1セット遊戯できる。つまり、勝利するほどメダルが増えていく。
たとえば、『SLOTバジリスク〜甲賀忍法帖〜絆』の「バジリスクタイム」はこんな感じ。
出典:http://basilisk-kizuna.com/
では、なぜそのパチスロのART「バジリスクタイム」と『甲賀忍法帖』の楽曲が組み合わされているのか?
実は『甲賀忍法帖』はパチスロの中でも流れる楽曲で、この曲が流れるとARTが継続することが確定する。
どういうことかというと、基本的に「バジリスクタイム」は「争忍の刻」で勝利するまでARTが継続するかは分からないが、「追想の刻」、または「争忍の刻」の開始時に『甲賀忍法帖』が流れると勝利が確定する。
打ち手にとってはこの曲が流れる=ARTをもう1セット遊戯できる=1セット分のメダルが増えるため、非常にテンションが上がるのだ。心の中では外人男性のように踊り狂いたいところだが、そこはぐっと我慢。
バジリスクタイムの動画の元ネタの元ネタ
ダンス動画シリーズの元ネタとなった動画に使われている、外人男性が踊っている動画の元ネタはこちら。男性は『甲賀忍法帖』に合わせて踊っているのではなく、元々あった動画に『甲賀忍法帖』を重ねているのだ。
ネット上では動画の男性はタレントのアドゴニー・ロロなのでは?と噂されていたが、こちらの動画を見る限り別人と思われる。
『バジリスク』の原作
アニメ『バジリスク 〜甲賀忍法帖〜 』は、原作・山田風太郎、漫画・せがわまさきによるマンガが原作となっている。マンガは山田風太郎が1958年に発表した小説『甲賀忍法帖」を原作としており、誕生から実に45年経ってからマンガ化、およびアニメ化してヒットした。
パチスロでは人気機種のひとつとなっている。
『甲賀忍法帖』(公式MV)