だれたて(誰立精神)
読み : ダレタテ
だれたて(誰立精神)とは
「だれたて」は、主に2chのなんJで見られる言葉。基本的に実況スレの最初の方で見られる。
「だれたて」以外にも「誰立精神」「誰立」など、表記はさまざま。
だれたて(誰立精神)の意味
「だれたて」「誰立精神」とは、「誰か立てるやろの精神」の略である。
2chでは基本的にレス数が1,000件までいくとそれ以上は書き込めなくなる。そのため、継続的なスレの場合は次スレを立てることとなる。
専門板などの場合、それぞれのスレで「950を踏んだ人」「970を踏んだ人」など、特定のレス番でレスをした人が次スレを立ててくれというルールになっていることが多く、ルール通りその人が次スレを立てるか、気づいていなかったり規制などで他の人が立てることもある。
一方なんJの場合、基本的に次スレが立つのはスポーツやテレビ番組の実況スレであり、レスの進行が非常に早い。
特定のレス番を踏んだ人が〜などという悠長な事はできず、スレが1,000に近づいたら「誰か」が自主的にスレを立てることとなる。要するに誰が立てるかは決まっていない。
そのため、レスが1,000を過ぎて書き込めなくなっても、なかなか次のスレを誰も立てないという事態も珍しくない。
次スレが無いと実況ができないため、ユーザーは何度もスレ一覧を更新して、誰かが次スレを立てるのを待つ。
少し待てば誰かが次スレを立ててくれるわけだが、こういった「次スレが立つまでに少し時間がかかった時」に、スレの序盤で書き込まれるのが「だれたて」や「誰立精神」である。
スレで実況していた人たちが皆揃って、自分が次スレを立てるという行動をせず「誰か」が立ててくれるのを待つ、これが「誰か立てるやろの精神」。
「誰か立てるやろの精神」が生まれてしまうのには、立てるのが面倒だったり、立て方を知らなかったりといった理由の他に、「自分が立ててる間に他の人が立ててるかもしれない…」という心理もある。実際に次スレが乱立して、ユーザーが複数のスレに別れてしまうことも少なくない。