ガンジーでも助走つけて殴るレベル

読み : ガンジーデモジョソウツケテナグルレベル

「ガンジーでも助走つけて殴るレベル」はおかしなことやあり得ないことに対して使うネット用語。怒りのレベルが高い時に使う。

ガンジーでも助走つけて殴るレベルの元ネタ・意味

「ガンジーでも助走つけて殴るレベル」というフレーズは2chに立てられたスレ「【サッカー】杉山茂樹「僕の主張の正しさ、ザッケローニが証明している格好だ(自慢するわけではないけれど)」に書き込まれたレスが元ネタになっている。

70 : 名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2010/10/21(木) 13:10:58 ID:nQPhQa5oO

ガンジーでも助走つけて殴るレベル

ガンジーとは、インドの政治指導者マハトマ・ガンジーのことである。

このスレではスポーツライターの杉山茂樹氏がサッカー日本代表の監督について言及したコラムが紹介されており、杉山氏は2010年の南アフリカW杯で監督を務めた岡田武史率いる岡田ジャパンは病に侵されていたと述べ、南アW杯後に代表監督に着任したザッケローニがすぐに結果を出したことに対し、自らの意見が正しかったことを主張。杉山氏は以前から「それなりの人物なら、3か月あれば十分だ」と主張していたと述べ、「そのことの正しさをいま、ザッケローニが証明している格好だ(自慢するわけではないけれど)。」と自画自賛している。

元々2chでは杉山氏の評論に対する批判が多く、このスレでは「岡田の目の前で言ってみろ」「こんな作文で金もらってると思うと…」「自画自賛はみっともない」と杉山氏を批判するレスが多数書き込まれ、その中のひとつが「ガンジーでも助走つけて殴るレベル」であったというわけである。
ガンジーはイギリスからの独立運動を「非暴力、不服従」の信条を貫いて指揮した人物で、そのガンジーが殴る、しかも助走という勢いをつけて殴るというのだから、怒りの度合いは相当なものであることが分かる。
「ガンジーでも助走つけて殴るレベル」は神フレーズとしてネット上で使われるようになり、「ワタミでも労災下りるレベル」「バットマンでも警察呼ぶレベル 」など改変フレーズも考案されている。

杉山氏は元々日本代表に対して批判的な意見が多く、特に2010年の南アフリカのW杯まで監督を務めた岡田武史の手腕に対しては批判的な立場をとっていた。南アW杯前に発表された23名の最終メンバーの顔ぶれについて否定的な意見を述べた上で「ベスト16入りでも、僕はお詫びのコラムを書くつもりだ。」と自身のブログで名言し、杉山氏は「0勝3敗」と予想していたが、岡田ジャパンは南アW杯でベスト16まで勝ち進む快進撃を見せた。しかし、杉山氏はお詫びのコラムは書かなかった

ザックジャパンに対しても「よじれたサッカー。ねじれたサッカー。美しいサッカーかと言えば、けっしてそうではない。」と述べるなど、監督が代わっても日本代表に対しては批判的な意見が多い。
杉山氏はブログランキングの「もっとも信頼できないサッカーライターは誰ですか?」というアンケートでぶっちぎりの1位を獲得するなどあまりよく思われておらず、公約したお詫びのコラムを書かなかったことでさらに信頼を落としてしまった。

改変例

・ワタミでも労災下りるレベル
・バットマンでも警察呼ぶレベル
・家康でもホトトギス殺すレベル
・ヘレンケラーでも二度見するレベル
・マザー・テレサも見て見ぬ振りするレベル
・マザー・テレサでも唾を吐きかけるレベル
・TUBEでも避暑地に逃げるレベル
・ファーブルでも殺虫剤撒くレベル
・松崎しげるの顔面も蒼白になるレベル
・クリリンさえ鼻で笑うレベル
・テレ東が緊急ニュース流すレベル
・モナ・リザでも慌てて視線そらすレベル
・ブルース・ウイリスでも後ろ髪を引かれるレベル
・天草四郎も踏み絵の上でタップダンスするレベル
・シャアでも青くなるレベル
・真矢みきでも諦めるレベル
・カヒミ・カリィでも大声を出すレベル

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