噛みまみた(かみまみた)
読み : カミマミタ
「噛みまみた(かみまみた)」は言葉やセリフを噛んだ後に使う言葉。
「ご注文は?」「ラーメンぎょうずていちゃく・・・失礼、かみまみた」
「真実はいつもひとぅる・・・失礼、かみまみた」みたいな。
噛みまみた(かみまみた)の元ネタ・意味
「噛みまみた(かみまみた)」は西尾維新のライトノベル/アニメ『化物語』に登場する八九寺真宵(はちくじまよい)のセリフが元ネタになっている。八九寺真宵は「まよいマイマイ」から登場するリュックサックを背負った迷子の小学生(の地縛霊)。
真宵は阿良々木の名前を「阿良々々々木さん」「ありゃりゃりゃ木さん」「しららぎさん」などとわざと噛み、阿良々木の「違う、わざとだ」というツッコミに対し「噛みまみた」と返すのがお決まり。つまりは「かみまみた」は「噛みました」を意味する。
噛みましたコレクション
第伍話『第5話 まよいマイマイ 其ノ參』より
真宵:
どうかされましたか、阿良々々々木さん阿良々木:
今度は”ら”が二個多いからな真宵:
失礼、噛みました阿良々木:
違う、わざとだ真宵:
噛みまみた阿良々木:
わざとじゃないっ!?
第陸話『するがモンキー 其ノ壹』より
真宵:
良々々々木さん阿良々木:
八九寺、僕の名前をミュージカルみたいに歌い上げるな真宵:
失礼、噛みました阿良々木:
違う、わざとだ真宵:
噛みまみた阿良々木:
わざとじゃないっ!?
第拾參話『つばさキャット 其ノ參』より
真宵:
ムララ木さんじゃないですか阿良々木:
人を欲求不満みたいな名前で呼ぶな真宵:
失礼、噛みました阿良々木:
違う、わざとだ真宵:
噛みまみた阿良々木:
わざとじゃないっ!?真宵:
神はいた阿良々木:
どんな奇跡体験をっ!?
偽物語 第壹話『かれんビー 其ノ壹』より
真宵:
なるほど、しららぎさん阿良々木:
ものすげえかっこいいから、むしろそっちの名前に改名したいぐらいだが
しかし八九寺、何度も何度も繰り返して言うように僕の名前は阿良々木だ真宵:
失礼、噛みました阿良々木:
違う、わざとだ」真宵:
噛みまみた阿良々木:
わざとじゃないっ!?真宵:
ファミマ見た?阿良々木:
そんな気軽にコンビニの場所を確認されても!愛か?愛を買いに行くのか!?298円で!?※この前にコンビニで愛が298円で売っていたというやり取りがあった
番外編 偽物語 第壹話『かれんビー 其ノ壹』より
真宵:
阿良々木、読子(よみこ)さんじゃないですか阿良々木:
概ねその通りであって非常におしい感じなんだが
しかし八九寺、人を神保町に本で詰まったビルを所有している、大英帝国図書館・特殊工作部勤務の神使いのお姉さんみたいな名前で呼ぶな
僕の名前は阿良々木暦だ※読子は小説/アニメ『R.O.D』に登場する人物
終物語 第壱話『まよいヘル』より
真宵:
アララッキーさん☆阿良々木:
八九寺、僕は今どれだけ自分が不幸だったかという話をしていたところなんだ
どんな噛み方をするにしたって、そんな陽気でハッピーな噛み方はしないでくれ
せめてアンラッキーさんにしてくれ
そして僕の名前は阿良々木だ真宵:
失礼、噛みました阿良々木:
違う、わざとだ真宵:
噛みまみた阿良々木:
わざとじゃない!?真宵:
噛みまみなみさみなみわみあみやみたみはみらみ阿良々木:
よく噛まずに言えるなそんなセリフ!
そんなお前に僕は舌を巻かずにはいられないよ!