◯◯か何か?
読み : カナニカ
「◯◯か何か?」はなんJなどで用いられる言い回し。
与えられた情報に対し本来とは違う「◯◯」を持ってきて質問するという使い方をされる。本当は「◯◯」ではないことはわかっていながらあえてこのようなレスをする、という使い方のためこのあとに「(すっとぼけ)」と付けられることも多い。基本的にわかっていて聞き返しているので、疑問形だが返答を求めているわけではない。
使用例:高校野球での最多得点記録、1998年青森県大会での東奥義塾対深浦の「122-0」に対して・・・「ラグビーか何か?(すっとぼけ)」
◯◯か何か?の元ネタ
なんJ等で使われるフレーズということでやはりこれも『淫夢』関連の言葉。これはゲイビデオ『BABYLON STAGE 35 ~大人の事件簿 その淫猥の構図~』の第一章「時計仕掛けの外科室」で登場するセリフ。『真夏の夜の淫夢』シリーズとは別のシリーズではあるが、流行したゲイビデオをまとめて「淫夢」と呼ぶため、淫夢用語の一つだと言える。
学生(という設定)の人物が肩を痛めたので病院に行き診察を受けるわけだが、そこでのやりとりが元ネタとなっている。
医者「今日はどうしました?」
学生「練習中に空振りしちゃって、それ以来ずっと肩がズキズキして痛いんですよ」
医者「野球か何か?」
学生「いや、ボクシングなんですけど」
医者「そう・・・」
この流れからすると何の練習で痛めたか知らされていない医者が「野球か何か?」と聞くのはごく自然であるが、なぜかネットではわかっていることをあえて曲解して聞き直すという使い方をされている。また、その後の医者の「そう・・・」の演技があまりにどうでもよさそうであるため「そう・・・(無関心)」として、こちらもよく用いられるフレーズとなっている。