◯川◯児
読み : カワジ
◯川◯児は主に野球の実況の際に使われる表現方法
前後の◯に人の名前を当てはめて使う。基本的に何かやらかしてしまった人物に対して用いられるものであり、「◯◯ンゴwww」と同様の意味と考えてほぼ間違いない。
主に使用されるのは野球で投手が打たれた場合であり、例えばダルビッシュの場合であれば「ダル川ビッシュ児」のように名前を分割してはめ込む。当てはめ方は自由であり、前田健太の場合であれば「前川健児」「前川田児」「マエ川ケン児」などとすることができる。
◯川◯児の元ネタ
元となっているのは元阪神タイガースの藤川球児投手である。
藤川球児というとかつてはJFKの一角、その後阪神の不動の抑えとして活躍していたわけだが、さすがの藤川でも炎上することもある。抑えというポジションであるがゆえに打たれるということはすなわち勝てた試合を落とすことに直結するためそのインパクトも大きい。特にシーズン終盤の疲れが溜まった時期には炎上することも多く、優勝を左右するような試合、あるいはCSで決勝打を食らうという場面も多く見られた。
特にこの「◯川◯児」を決定づけたのは2010年9月の横浜戦。矢野輝弘の引退試合において、3-1と阪神リードで迎えた9回。矢野はもうすでにまともに試合に出れるような状態ではなかったため引退試合だったがスタメン出場はせず、おそらくこの9回の途中からマスクをかぶるのではないかと思われていた。しかし9回から登板した藤川はに連続フォアボールでランナーを出し、ノーアウト1、2塁から打者村田に逆転のスリーランを打たれてしまう。矢野はそのまま試合に出ることはできず、引退試合にも関わらず全く出場しないまま現役を終了してしまうというあまりに悲しい結末となった。
空気を読めない村田もさることながら、あまりに印象的な炎上であったためにこれをきっかけとして「◯川◯児」が広く使われるようになった。
藤川球児自身が炎上した際には「藤川球児www」と書かれる他、「藤川川球児児」や「藤川川児」などと書き込まれる。