リーチ帰国
読み : リーチキコク
「リーチ帰国」は主になんJにおいて地震が起きた時に立てられるスレあるいは書き込み。
地震があると『リーチ帰国』スレが乱立する。
リーチ帰国の元ネタ・意味
地震が起きると「リーチ帰国」というスレが立つのは2010年オフに横浜ベイスターズが獲得した助っ人外国人投手・ブレント・リーチが元ネタとなっている。
2010年オフにベイスターズと契約したリーチであったが、翌年2011年3月11日に発生した東日本大震災とそれによる原発事故による影響により、「安否を心配する家族を安心させる」という理由で3月17日に帰国してしまったのである。
プロ野球の開幕が迫ったものの、リーチは家族の反対によって再来日することができず、4月1日にはプロ野球史上初の制限選手となってしまった。制限選手というのは他球団でのプレーや移籍を制限され、また一日ごとに年俸の300分の1を減額するという措置である。復帰条件を課せられそれをクリアしなければ制限が解除されない。ちなみに翌日には巨人のブライアン・バニスター選手にも同じ理由で制限選手が適用されている。
その後リーチ投手は7月8日に再来日を果たし、制限は解除され同月28日には初登板することとなった。ただその後8試合で1勝7敗と成績は振るわず、シーズン終了を待たずして帰国、自由契約となった。一方巨人のブライアン・バニスターはそのまま再来日することはなく任意引退選手として公示された。
このような経緯があったことから、地震がある度にまたリーチが帰国してしまうということで『リーチ帰国』のスレが立つのである。このネタは2011年シーズンからすでに用いられていた。ブライアン・バニスターは4月26日に引退選手として扱われており、あまり印象がなかったためかネタにすらされていない。