メンタルリセット

読み : メンタルリセット

メンタルリセットとは、ショックな出来事に遭遇した後、己の力で悪い流れを良い流れに変えることができた時に叫ぶ言葉である。一旦はメンタルがやられはしたが、逆境に打ち勝ってメンタルを回復した時に使う。
※リセットは「今の状態を取り消し、改めてセットし直す」という意味。

メンタルリセットの意味・元ネタ

メンタルリセットの元ネタは、2016年1月1日放送のバラエティ番組『ABC創立65周年記念芸能人格付けチェック!これぞ真の一流品だ!2016お正月スペシャル』内でのある人物の発言。その人物とはGACTKである。そう、メンタルリセットという言葉の創造主はGACKTなのだ。


※本著にメンタルリセットは掲載されていません。

GACKTは、ジャニーズの中山優馬北山宏光(Kis-My-Ft2)を率い、チーム36連勝として参戦。GACKTが率いたチームはこれまで36回一度も間違えたことがなく、今回も連勝記録がかかっていた。37勝、38勝、39勝と順調に連勝記録を伸ばし、次は40連勝がかかる大事な問題。

40連勝がかかった問題は、プロの吹奏楽団・東京吹奏楽団とアマチュアの玉川大学吹奏楽団の演奏を聴き分けるという問題であった。挑戦したのは中山優馬と北山宏光。2人の意見が割れたが、北山は中山の解答を選択する。しかし、これが不正解

GACKTのチームは、39連勝という一流芸能人にふさわしい戦績を残してきたが、本問題で正解できなかったため、チームとしての連勝記録は39でストップ。GACKT個人としては一度も間違っていないため、GACKTの個人記録は40連勝が続いているが、チームが不正解であったため、一流芸能人から普通芸能人に格落ち。初めてスリッパを履くことになった。ショックのあまり、しばらく茫然自失とするGACKT

この次の問題は、「A:1億円の盆栽」と「B:お菓子の盆栽」を見分けるというもので、GACTK一人で挑戦。が、しかし、先ほどの不正解でメンタルをやられているGACKTは、ため息をつきながら「わかんないですよ…」と弱音を吐く。答えを選び、GACKT様専用控室で正解発表を待つGACKT。松方弘樹が自分とは逆の盆栽を選んだことを知り、不安を隠せないGACKT。

そして正解発表の時。

司会の浜田雅功がGACKTが選んだ正解の「A」の部屋を開けると同時に、
GACKTは両手でガッツポーズしながら「メンタルリセット!」と叫んだ。

前問のチームとしての不正解でメンタルをやられていたGACKTだったが、この問題に正解し、メンタルが回復。それを的確に表した言葉がメンタルリセット。

GACKTはこれで個人連勝記録を41に伸ばし、続く飛騨牛・牛肉を当てる問題でも見事正解し、個人連勝記録は42に。さすが一流芸能人のGACKT。見事、メンタルリセットからの連勝を成し遂げた。

放送直後、メンタルリセットはTwitterでトレンド入りし、1月1日から早くも今年の流行語大賞を狙えると話題に。メンタルリセットは汎用性の高い言葉であることため、流行語大賞の可能性は充分ある。

何かショックな出来事に遭遇したり、敗北を味わってメンタルがやられてしまっても、メンタルリセットできるポテンシャルは誰でも持っているはず。そう、自分を信じればメンタルリセットできるのだ(いいこと言った)。

《こちらのネタもどうぞ》

マンガ・アニメ・音楽・ネット用語・なんJ語・芸名などの元ネタ、由来、意味、語源を解説しています。

Twitter→@tan_e_tan