オ断リ
読み : オコトワリ
オ断リの意味・元ネタ
「オ断リ」は主になんJで使われている言葉。「オコトワリ」と読む。
2018年、プロ野球西武ライオンズに所属していた浅村栄斗選手はFA権を取得。浅村はシーズンオフの11月7日にFA権の行使を表明、去就に注目が集まった。
浅村の獲得に動き出したのは同じパ・リーグのソフトバンク、楽天、オリックスの3球団。そして西武への宣言残留という可能性も残すという状況。11月15日に交渉が解禁されると、翌日の16日にソフトバンクと交渉、18日には楽天との交渉を行い条件の提示などを受けた浅村。
そうなると残るオリックスとの交渉…と思われたが、19日に浅村はオリックスへ断りの連絡を入れる。オリックスは獲得の意思を示していたにも関わらず、交渉をすることもなく断られてしまったのである。その日浅村は西武との再交渉を行い、2日後21日にソフトバンクと西武に断りの連絡を入れ、楽天に入団の意思を伝えた。
このように、獲得の意思を示していた球団の中でオリックスだけが会うこともできずに断られてしまったことから、オリックスの「オリ」と「お断り」を組み合わせた「オ断リ」という言葉が誕生した。
オリックスが条件の提示も何もできないまま断られたという事実と、交渉もせずに断りの連絡を入れた浅村の畜生ぶりを同時に表現する言葉、それが「オ断リ」。