そんなふうに考えていた時期が俺にもありました
読み : ソンナフウニカンガエテイタジキガオレニモアリマシタ
「そんなふうに考えていた時期が俺にもありました」は一時期はそうだと思い込んでいたけれど、今は考え方が変わったということを意味するフレーズ、AA
誰かの発言に対して、古臭い考えであることや間違いであることを指摘する際などにも使用される。
そんなふうに考えていた時期が俺にもありましたの元ネタ
このフレーズは板垣恵介のマンガ『バキ』25巻第223話『蹴る』のワンシーンが元ネタ。
蹴り技にたいそう自信を持つ範海王はマホメド・アライJr.というボクサーに対して、ボクシングは蹴り技がないから不完全であり、ボクシングでは俺に勝てない的な話を始める。これに対して刃牙が言ったのが「ボクシングには蹴り技がない…そんなふうに考えていた時期が俺にもありました」「ボクシングには蹴り技が存在します」である。
「そんなふうに考えていた時期」というのは実際に存在し、この『バキ』の前身となる『グラップラー刃牙』では刃牙自身がボクシングには蹴り技がないことを理由に不完全であると発言しているのである。かつては刃牙もそう思っていたけれど今は違う、というセリフというわけだ。
実際にボクシングの蹴り技が何かというのが気になるところだが、結局アライJr.がアッパーで範海王を倒し、「ボクシングって、大地を蹴る格闘技なんだ」というイマイチ納得できないオチが付く。