しゃべる机

読み : シャベルツクエ

「しゃべる机」は人間と会話することができる机のこと。
実際には存在しないが、実際に存在する。

しゃべる机とは

しゃべる机というのは新聞社などの「デスク」のことである。

主に日刊ゲンダイや夕刊フジといった夕刊紙において、記者と「デスク」との会話形式で記事が書かれていることがある。記者が内容をデスクに話し、それにデスクが驚くというような内容が多い。記者「◯◯◯」デスク「●●●」といったような形で書かれるため、「デスク」が喋っている形になっているというわけだ。

デスクというと言うまでもなく英語の「desk」つまり「机」であり、さも机が喋っているかのように思えるというわけである。こういった夕刊紙ではありもしない妄想を書き連ねていることも少なくなく、とくにこういった記者とデスクの会話形式になっている記事に関しては実際にデスクとの会話などなかったにも関わらず、そういった会話があったかのように書かれていることが多い。

記事の内容にも信ぴょう性がないため、こういった記事に対しては「机が喋った」「また机が喋ったのか」「ま机喋」などと書かれる。

デスクってなんだ

そもそもこの「デスク」というのはどういう人なのか。デスクは新聞社において記事の取材や編集を統括するポジションの人間のことを指し、記者が書き上げた記事の内容を最初に確認する人間でもある。誤字脱字をチェックしたり内容に駄目だしをしたりする。
デスクというのはそのまま英語の「desk=机」が語源となっている。ずっと机にへばりついて仕事をしているためで、主にアメリカでこのように呼ばれていたもの。

しゃべる机は実在していた…。
リビングのおともだち つくえちゃん

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