正真正銘のエンジェルだぜ
読み : ショウシンショウメイノエンジェルダゼ
「正真正銘のエンジェルだぜ」は文字通り間違いなくエンジェルであることを認定するフレーズ。
「●●は正真正銘のエンジェルだぜ(ドヤァ」とドヤ顔で言うのがポイントである。キザすぎて聞いている方が恥ずかしくなる。
正真正銘のエンジェルだぜの元ネタ
このフレーズはアニメ『名探偵コナン』第341話『トイレに隠した秘密(後編)』(単行本では42巻)でのコナンの台詞である。
この回は黒の組織に関わる話となっており特に灰原の母が関係している。ネタバレになるため事件の詳細等については書かないが、なんやかんやとあってコナンは灰原の母が残したというカセットテープを入手する。黒の組織についての情報が手に入ると思ってテープを聞くコナンだったが、音声が聞こえたところでテープを止める。そのテープは黒の組織についてではなく、自分の死を悟った灰原の母が死ぬ前に娘のために残したメッセージだったのだ。
そしてそのテープを灰原に聞かせながらコナンが(心の中で)言ったのが「良かったな、灰原。お前のお母さんは 正真正銘の エンジェルだぜ」というものである。ドヤ顔で言っていることになっているがアニメでは車が走っていく映像で、肝心のドヤ顔は映っていない。このセリフのあまりのインパクトに2013年6月1日に放送されたデジタルリマスター版の放送直後にはTwitterで「正真正銘」「エンジェルだぜ」がトレンド入りしていた。
エンジェルって…とあまりにキザすぎるセリフにドン引きであるが、灰原の母を「エンジェル」としたのは実はこの回の話の中で灰原が「知ってる?母が組織でなんて呼ばれていたか…ヘルエンジェル…地獄に堕ちた天使…」とコナンに言うシーンが伏線となっているのである。組織内での呼び名も十分アレだが、コナンはこれとかけてうまいこと言ってやったというわけである。