やばいと思ったが、性欲を抑えきれなかった
読み : ヤバイトオモッタガ、セイヨクヲオサエキレナカッタ
「やばいと思ったが、性欲を抑えきれなかった」は言葉通り、抑えなければいけない性欲を抑えきれなかった場合に使用するフレーズ。
そのまま使うこともあれば、食欲、睡眠欲、物欲などのように「◯◯欲」に置き換えて誘惑に負けてしまったことを表現する際に使われる。他にも「◯◯と思ったが、●●を抑えきれなかった」という形でいかようにも使うことができ、汎用性が高い。
やばいと思ったが、性欲を抑えきれなかったの元ネタ
このフレーズはとある事件についての容疑者の一言が元ネタとなっている。
2013年の4月19日、東京都調布市で音楽家の田中辰典容疑者(31)が逮捕された。彼はニコニコ動画で自分の歌をアップしていたいわゆる歌い手であり、ネットでは「星見蒼人」あるいは「ぱにょ」と名乗っていた。コミケで知り合った17歳のファンの女子高生とホテルで淫らな行為をしたとして逮捕されたわけだが、その事についての彼のコメントが「やばいと思ったが、性欲を抑えきれなかった」というものだったというわけだ。
やばいと思ったのは当然未成年相手という意味であり、容疑を認めているということで本当に思ったことを言ったのだろう。しかし言ったことがそのまま朝日新聞の記事として掲載されるとは思っていなかったのではないだろうか。記事にしてももう少しオブラート的なものがあってもよさそうなものであるが、「そうだね」としか言いようがない言葉である。実際にはもっと生々しい事を言ったものを朝日新聞がやんわりと表現したという可能性もなくはない。と、思ったがテレビのニュースなどでも同様に報道されてるのでやっぱり言ったんだろう。
言っていることはただの性犯罪者であり、容疑者が普通の人なら大して注目されることも広まることもなかったであろうが、いかんせん容疑者が「歌い手」「音楽家」であったこと、そしてニコニコ動画やpixivで見られる彼のイメージ画が逮捕時の映像の本人とあまりに乖離していたことなどからネタにされている。