夜は焼き肉っしょ!

読み : ヨルハヤキニクッショ

「夜は焼き肉っしょ!」は、主に焼き肉を食べる際や食べた報告として用いられているフレーズ。あるいはそのポーズ。

「夜は焼き肉っしょ!アッハッハッハッ」や「夜は焼き肉っしょ!Foooooo!!」等と書かれることが多い。

夜は焼肉っしょ

夜は焼き肉っしょ!の元ネタ

このフレーズは、2017年から放送された特撮作品『仮面ライダービルド』のセリフが元ネタ。第6話『怒りのムーンサルト』で登場する。

記憶を失っている主人公の桐生戦兎と瓜二つの青年・佐藤太郎。その佐藤太郎をアニキと慕う岸田立弥による回想シーンで、新薬のアルバイトへ向かう佐藤太郎が、「アニキ、いってらっしゃ~い」という立弥の声に振り返り言ったのが「夜は焼き肉っしょ!」である。

要するに、新薬臨床のバイト代が入るので、晩ごはんは贅沢に焼き肉が食べられるぞ!という喜びの声。後に続く「アッハッハッハ」という高笑いもその喜びを表現している。

反り返ったポーズは「焼き肉ポーズ」と呼ばれたり、佐藤太郎が「焼肉太郎」と呼ばれるほど印象的なシーンであった。

桐生戦兎及び佐藤太郎を演じた犬飼貴丈は、映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズ』の舞台挨拶に登場した際にこのシーンを再現している。

この時は「夜は焼き肉っしょ!!Fooooooo!!」と、さらにテンションが高くなっている。

セリフはアドリブだった

実はこの「夜は焼き肉っしょ」というセリフ、台本にはないアドリブで演じられたものだったという。

インタビューで次のように話している。

──桐生戦兎は記憶喪失という設定なので、8月に開催された製作発表では「台本を読み進めていくうちに戦兎と一緒に記憶を紡いでいっている」とおっしゃっていましたね。第5話では、バンド“ツナ義ーズ”のメンバー佐藤太郎だったという衝撃の過去が明らかになりました。

その展開も、最初はまったく知らなかったんです。僕としては普通に桐生戦兎のつもりでいたら、実は佐藤太郎だった(笑)。でも、佐藤太郎に関しての役作りやキャラクターの方向性について、監督は何もおっしゃらなかったので、自分でやっちゃった感じです。脚本にはセリフもなかったんですよ。

──ということは、第6話回想シーンでの「夜は焼肉っしょー!」のセリフも?
はい。やっちゃおうと思って演じたら、そのままOKをいただきました。え、大丈夫なの!?と思いつつ(笑)。

引用:「仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL」特集 「仮面ライダービルド」犬飼貴丈 / 「仮面ライダーエグゼイド」飯島寛騎インタビュー – 映画ナタリー 特集・インタビュー

Twitterでの「夜は焼き肉っしょ」

Twitterで検索してみると、この「焼肉ポーズ」のパロディや、「夜は焼き肉っしょ」という言葉を添えた焼肉画像を見ることができる。

タネたんの一言
焼肉食べたい…

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