タレータン(珈琲店タレーランの事件簿)

読み : コーヒーテンラレーランノジケンボ

「珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を」は、福岡県出身の作家・岡崎琢磨によるミステリー小説。第10回『このミステリーがすごい! 』大賞最終候補作に選ばれ、編集部推薦としてデビュー。

珈琲店タレーランの事件簿

タレータン(珈琲店タレーランの事件簿)の由来

タイトルの「タレーラン」は、フランスの政治家「シャルル=モーリス・ド・タレーラン=ペリゴール」(1754-1838年)の名前が由来となっている。「タレーラン」は美食家としても知られており、本小説の冒頭部分には、コーヒーにまつわる「タレーラン」の格言が書かれている。

シャルル=モーリス・ド・タレーラン=ペリゴール:

良いコーヒーとは、悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純粋で、そして恋のように甘い

本作は、女店主が謎を解き明かすという内容で、気軽に読めるミステリー小説として共に人気がある。『ビブリア古書堂の事件手帖』のように、「珈琲店タレーランの事件簿」もドラマ化されても不思議はない。

本作は、京都の小路の一角にある「珈琲店タレータン」で働く女性バリスタ・切間美星(きりまみほし)が日常の謎を解き明かしていくストーリー。若干ネタバレになるが、副題の「また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を」は、最後まで読むとその意味が分かる。

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