ギブソンタック
読み : ギブソンタック
ギブソンタックは低めの位置で髪をまとめるアップヘアのヘアアレンジ。
海外で定番のヘアアレンジで、ギブソンロールとも呼ばれる。編み込んだり、コサージュやリボンを付けることで様々なアレンジができる。
ギブソンタックの由来・意味
ギブソンタックは19世紀のアメリカの画家チャールズ・ダナ・ギブソンが描いたギブソン・ガールのヘアスタイルが由来となっている。高く巻き上げられた髪、細い首筋、豊かな胸、くびれたウエストを持つスタイルのいい女性が優美なドレスを纏う姿を描いたギブソン・ガールは、理想的な美しい女性像として19世紀末から20世紀初頭にかけて流行した。「タック(tuck)」は「折り込む」という意味で、髪を内側に折り込んでいることからギブソンタックと呼ばれる。
ギブソン(カクテル)の由来
ジンベースのカクテル・ギブソンもチャールズ・ダナ・ギブソンが由来であるという説がある。ニューヨークのザ・プレイヤーズというクラブのオーナーであったチャーリー・コノリーがギブソンのためにオリーブをパールオニオンに変えて提供したのが始まりとも言われており、ギブソンはお酒が弱かったため、水を入れたカクテルグラスにパールオニオンを飾りお酒を飲んでいるようにふるまったという話もある。