ゆるい就職
読み : ユルイシュウショク
ゆるい就職とは?意味
「ゆるい就職」はNEET株式会社代表取締役会長 / 慶應義塾大学特任助教の若新 雄純氏が考案した言葉で、「“週5日間勤務”の「あたりまえ」がバカらしい」を謳い文句に週休4日・月収15万円という働き方を提案。仕事内容がゆるいのではなく、一般的な週5日勤務という固定概念のある働き方の考えをゆるめ、人生の寄り道をしながら「新しい何か」を模索しようというのが「ゆるい就職」のコンセプト。ただし、若者限定。
人材派遣業を手がける株式会社ビースタイルが立ち上げた人材派遣・契約社員紹介サービス「ゆるい就職」では、新卒から25歳くらいの若者限定で求人紹介を行っている。
「ゆるい就職」が開催した説明会では、「若い世代が正社員で働くのって負けだと思う」「週休2日じゃ自分の好きなことなど何もできない」など、週5日勤務の正社員としての働き方を疑問視する若者の意見がある一方、週休4日・月収15万円はアルバイトやパートと変わらない、15万円では生活に行き詰まるといった指摘も。
「ゆるい就職」は対象が20代前半までの若者であり、「新しい何か」を見つけるために寄り道をしてもいいのでは?というコンセプトなので、ニートが言う「働いたら負け」とは少し違う。「ゆるい就職」では「サクッと稼いで、たっぷり遊ぶ」というキャッチコピーが使われているが、月収15万円で一人暮らしだと15万円ではたっぷり遊ぶのは難しいだろう。