世田谷区
読み : セタガヤク
世田谷区は東京23区の一つ、23区西部に区分されている
2012年現在の人口は約88万人
都心からは距離があり、特にこれといった特徴もない住宅地である
世田谷区の由来
「世田谷」の語源については諸説ある。
まず「せた」というのは「瀬戸」からきているという説。「瀬戸」というのは「狭い海峡」を表す言葉で、瀬戸内海が海と呼ぶには狭い海峡ということでその名がついていることからもわかる。世田谷には当然海はないが、狭い海峡という意味から転じて狭い谷地についても「瀬戸」と呼ばれるようになり、この「せと」が訛って「せた」「瀬田」になった。そして「せた峡」と書き「せたかい」や「せたかえ」とも読まれた。谷が多いということで「せたがや」と言われるようになり、「世田谷」あるいは「世田ヶ谷」と書かれるようになる。「世」という文字については当て字だと言われる。
また多摩郡の勢田という地方に含まれていたということから「せた」と呼ばれるようになったという説もあり、上記の説とこの説を組み合わせたような説もある。
世田谷区の紋章
世田谷区の紋章については1956年に公募で決定された。
円は区内の平和、中心は「世」という文字が三方向に広がり人々の協力と区の発展を表している。