キリマル(ラーメン)
読み : キリマル
キリマルは小笠原製粉から発売されている愛知県三河地方のご当地即席麺。昭和を感じるレトロなパッケージが特徴的。
「キリンラーメン」から新しい名称へ
昭和40年に発売されてから「キリンラーメン」という名前で親しまれてきたこのラーメン。しかし、”大人の事情“によってその名称が使えなくなったということで2018年に新たな名称へと改名することに。
新名称は公募され、1万通を超える応募の中から「キリマル」「オガサワラ」「ヘキナン」という3つの最終候補を選定し、インターネットとイベント会場での投票により10,753票中7,090票を集め「キリマル」という商品名に決定した。ちなみにキリンラーメンのキャラクター名を公募した時には20通程度しか応募がなかったという。
公募の際には「キ・リ・ン」の文字列を使わない新名称を募集し、「キリン」を想起させる言葉を使うつもりはなかったそうだが、そういった応募があまりにも多かったため3つの候補のうち一つは「キリン」のイメージを残し、結果的にその候補「キリマル」が投票で選ばれた。
応募・投票したファンの「キリンラーメン」への愛が伺える。
参考:https://thepage.jp/aichi/detail/20180716-00000001-wordleaf
キリマル(ラーメン)の由来・意味
新しい名前である「キリマル」の由来は複数の応募があったため様々。『キリ』の部分はは「キリン」を残したもの、『マル』の部分は「アニマル」や良い意味があるということで○×の「マル」などの理由から考えられたという。
他の最終候補だった「オガサワラ」はメーカーの小笠原製粉から。「ヘキナン」は地元碧南市」から。
同社の商品にはイルカラーメンやアザラシラーメン、カレイラーメン、チンアナゴラーメン、ふぐラーメン、ペンギンラーメン、カピバララーメンなど動物の名前のラーメンが数多くあるが、あくまでも『キリンラーメン』が大人の事情で改名しただけで他の商品の名称は変わらない。