水差し野郎

読み : ミズサシヤロウ

「水差し野郎」とは、そこまで接戦だったのにリリーフ投手が炎上し、試合をぶち壊してしまった際、その炎上した投手に浴びせられる罵声のこと。

プロ野球選手高宮和也そのものを指す言葉でもある。

水差し野郎の元ネタ

2007年6月24日横浜ベイスターズ対オリックスバファローズ戦。5対0とベイスターズリードの4回に高宮投手が登板。しかし先頭に四球を与え、次くローズに2ランを浴びそのまま降板してしまう。

それほど珍しくもない光景ではあるが、この試合を実況していたTBSアナウンサー椎野茂が、この高宮の失点に対し『水差し野郎』と強い口調で言い放つ。

個人的に高宮が嫌いなのかなんなのか、椎野はこの失点するより前、高宮が登板した時点ですでにキレているかのような実況で、ひたすら辛辣な言葉を放っていた。椎野はこの試合以外にもベイスターズの選手に厳しい実況をしており、ファンからは批判の声も多い。

動画を見ればその厳しさがおわかりいただけるだろう。しかしネタ的には面白がられている。

高宮投手は2010年まで横浜ベイスターズに在籍していたがオフにトレードでオリックス・バファローズへ移籍。椎野実況とはおさらばだったわけだが、2013年にFA平野の人的補償で阪神タイガースに移籍。セ・リーグに戻ってきたことで、横浜スタジアムでの登板に変な期待が集まったりもした。

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