勝ち点3という意味では惜しかったですけどね
読み : カチテンサントイウイミデハオシカッタデスケドネ
「勝ち点3という意味では惜しかったですけどね」は古舘伊知郎の迷言。
報道ステーションでサッカーの話題になった時などに用いられる。
勝ち点3という意味では惜しかったですけどねの元ネタ
このフレーズは2005年2月9日の報道ステーションで古舘伊知郎が言ったもの。
この日、翌年のサッカーワールドカップに向けてのアジア最終予選、日本対北朝鮮の試合が行われた。
試合は2-1で日本が勝利し、試合後当時日本代表だったキャプテンの宮本恒靖と大黒将志が出演し古舘とトークを行った。その際の古舘と宮本の会話が以下のもの。
古舘「ジーコ監督から具体的な指示及び戦略はどんな感じだったんですかね?」
宮本「試合前ですか?ともかく勝ち点3を取るんだ、そういった強い気持ちで試合に臨んで欲しい、それだけだと。
ただ、楽しむ気持ちを忘れるなということは言わました。」
古舘「あー、その勝ち点3っていう意味では惜しかったですけどね〜。」
宮本「…え?」
古舘「ね〜、もうちょっと、もっとみんな行きたいと思ってたんだけど、やっぱり。予想外に北朝鮮は強かったと。」
サッカーを知らない人だとよくわからないかもしれないが、これはつまり古舘伊知郎は「勝ち点3」の意味を完全に勘違いしていたのである。簡単に言えば「勝ち点3」というのはサッカーのリーグ戦におけるポイントのようなものであり、勝てば3点、引き分けなら1点、負ければ0点でリーグ戦を行いその総得点で順位を決するというもの。
これを古舘は「勝ち点=3点取って勝つ」か何かだと勘違いしていたというわけである。かつてはプロレス実況で多くの名台詞を生んだ古舘伊知郎であったが、サッカーに関してはあまり知識がないところを露呈してしまったのだ。
ちなみにこの後解説の福田正博が「そうですね。最低限の勝ち点3は取れたんですけど、もう少し点差がつけられると良かったんですが…」 と慌ててフォローを入れている。