コバヤシィ
読み : コバヤシィ
コバヤシィはプロ野球選手の小林誠司選手のネットでの呼び名。
小林選手が打席に立った時など、応援したり見守ったりする時に使われる。
コバヤシィの元ネタ
コバヤシィという呼び名が生まれたのは、2016年8月28日に行われた巨人対DeNA戦でのこと。
その日、巨人は先発投手としてマイルズ・マイコラス選手がマウンドに上がり、小林誠司選手が捕手としてバッテリーを組んだ。
マイコラスは1回にロペスにソロホームランを打たれ、2回を終えた後に降雨で試合が1時間15分中断したりとコンディションも悪かった。
さらに、マイコラスは3回に打席に入ったが空振り三振をし、怒りに任せてバットを太ももに叩きつけて真っ二つに折るなど非常に荒れていた。
そして迎えた6回。カウントは2ストライク3ボール。
マイコラスが投げたフォークの判定はボール、四球を与えてバッターを歩かせてしまう。
この時の小林選手の捕球が気に入らなかったのか、マイコラスはマウンドから何やら大きな声で叫んでいた。
何を叫んだのかは聞こえなかったが、口の動きを見てみると「コバヤシィ!」と叫んでいるようだった。
読心術を身につけていない者でもおそらく「コバヤシィ!」と叫んでいるであろうと分かる口の動きである。
「コバヤシィ!」の後の口元の動きは読み取りにくいが、「ステイ・ゼア!ステイ・ザ・ボール!」のような英語を発してるような気がする。
「ステイ・ザ・グローブ!」とか「キープ・ディス・ボール」とかかもしれないが、とにかく「ボールを止めろ」という意味で叫んでいるように思われる。
小林選手が捕球した際、キャッチャーミットを止められずに地面についてしまったせいで四球になったと思い、マイコラスは「ボールを止めろ!」という感じの言葉を叫んだのだろう。
「コバヤシィ!」以降の言葉に関しては推測ではあるが、多分そんな雰囲気。
いずれにしても、「コバヤシィ!」と叫んでいる確率はかなり高い。
なお、この試合は巨人 5 – 6 DeNAで巨人が負けてしまい、マイコラスは2打席とも三振という結果に終わっている。
それから約3ヶ月後の2016年11月13日に行われた侍ジャパン強化試合日本対オランダ戦の際、小林選手は自分で出したサインにもかかわらずフォークボールを後逸してしまい、解説の古田敦也が怒りをにじませながら小林選手のプレーを厳しく指摘し、試合後には『古田「コバヤシィ!!!!!!!!!!」』というスレが立てられることに。
ネット上では次第に「コバヤシィ」が定着し、小林選手が出場している試合では「コバヤシィ」が使われることが多くなった。
2017年3月に行われたWBCでは、「コバヤシィ」がTwitterでトレンド入りするなど2ちゃんねる以外でも広く使われている。