ゴールはケチャップみたいなもの
読み : ゴールハケチャップミタイナモノ
「ゴールはケチャップみたいなもの」は2012年9月11日に行われたサッカーW杯アジア最終予選、日本代表VSイラク戦の後に本田圭佑が語った言葉。
この試合で得点できなかったことに対し、本田はそう語った。
新たな名言が誕生したかと思いきや、この言葉は本田圭佑のオリジナルではなく、ある選手の言葉を引用している。
この発言から本田は一部で『ケチャップ本田』などと呼ばれているとかなんとか。
「ゴールはケチャップみたいなもの」の元ネタ・意味
元ネタの主はオランダのサッカー選手・ルート・ファン・ニステルローイ。レアル・マドリードのチームメイトであったゴンサロ・イグアイン(アルゼンチン)が不調だった際、 ファンニステルローイが「ゴールはケチャップみたいなもの」とアドバイス。その言葉をもらったイグアインは調子を取り戻しゴールを量産。イグアインはこの言葉のおかげで復調したことを語っている。
ゴールできない時はできないが、できる時はケチャップがドバっと出るようにゴールを量産できることを意味している。「ゴールはケチャップみたいなもの」という言葉だけ見ると全く意味が分からないが。
CSKAモスクワ対アラニア・ウラジカフカス戦82012年9月16日9で2発ゴールを決めた本田圭佑はインタビューで「ケチャップたくさん出ました」とコメント。
もはや「ゴール」=「ケチャップ」になっている。
ファン・ニステルローイの言うところのケチャップは日本のやわらかいチューブタイプのケチャップではなく、こういった瓶(ビン)タイプのケチャップのことを指している。
↓ルート・ファン・ニステルローイ
微妙に似てる・・・
ポルトガルのクリスティアーノ・ロナウドもW杯南アフリカ大会開催中のインタビューにて、マンチェスター・ユナイテッド時代のチームメイトであったファンニステルローイのこの言葉を引用してゴールへの自信をのぞかせていた。
日本でケチャップをドバドバしたストライカーと言えば元日本代表のゴン中山。
4試合連続ハットトリック、世界最速ハットトリックの世界記録を持っている。
→ゴン中山の由来、4試合連続ハットトリック
→ハットトリックの語源・由来
「ゴールはケチャップみたいなもの」をアレンジしてみた
「パチンコはケチャップみたいなもの」
パチンコは出ない時は出ないが、出る時はケチャップのようにドバドバっと玉が出る。
「厨二病はケチャップみたいなもの」
症状が出ない時は出ないが、出る時はケチャップのようにドロドロとした妄想がドバドバ出てくる。
「引きこもりはケチャップみたいなもの」
外に出ない時は出ないが、出る時はケチャップのようにドバドバ出てくる(ネットに)
「アイディアはケチャップのようなもの」
考えても出ない時は出ないが、出る時はケチャップのように新しいアイディアがドバドバ出てくる。