優勝受取人
読み : ユウショウウケトリニン
優勝受取人はプロ野球選手・村田修一のことを指す言葉
横浜ベイスターズ時代の村田ではなく、読売ジャイアンツへ移籍してからの村田修一のことを言う。「優勝請負人」ではなく「受取人」なので間違えないように。
優勝受取人の由来・元ネタ
村田修一は2002年のドラフト自由獲得枠で横浜ベイスターズに入団して以降、ホームラン王を2度獲得するなど、横浜ベイスターズの四番として活躍していた。しかし2003年から2011年まで横浜ベイスターズは優勝はおろか2005年の3位、2007年の4位以外は全て最下位という成績だった。
そんなことから2011年オフにFA権を行使して巨人への移籍を決断した村田は「優勝したいから巨人にきた。」と発言したのである。村田は2010年オフにすでにFA権を取得していたのだが、その年は行使せずに残留を選んだ。しかしその年ベイスターズからホークスへと移籍した内川が一年目にして優勝を経験したことから村田も優勝したいという思いが強くなったのではないだろうか。
これだけなら別に不思議なことではないし、内川も「僕自身横浜を出る喜びはあった」などの発言をしていることから、プロ野球選手なら誰だって一度くらいは優勝していみたいものだと思える。しかし、ホークスへ移籍しても首位打者を獲得するなど活躍している内川と違い、村田の移籍後の成績は打率.265、本塁打12、打点58と前年横浜で記録した成績を全て下回る結果となった。巨人ファンからもそれほど必要とされておらず、「優勝したいから巨人に来た」という村田は、本当にただ「優勝しにきた」ことになってしまい、「優勝受取人」などと呼ばれるようになった。