かまいたちのコンビ名の由来・意味

かまいたち

かまいたちはよしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑いコンビ。
ボケの山内とツッコミの濱家（はまいえ）の二人で2004年に結成。大阪NSC26期生。
2017年のキングオブコントで優勝し、同年のM-1グランプリで4位になるなど漫才・コントの両方で活躍している。

https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=636

コンビ名の「かまいたち」は結成当初は漢字で「鎌鼬」と表記していた。
初めて見てもわかりやすい・覚えやすいコンビ名を付ける芸人が多い中で、あえて初見では読めない漢字にすることで、みんなが読めるようになるぐらいまで売れてやろうという気持ちを込めて「鎌鼬」という読みづらいコンビ名にしたという。

しかし、2009年4月に「鎌鼬」からひらがなの「かまいたち」にコンビ名を変更。
改名の真意はわからないが、さすがに読みづらすぎて覚えてもらえなかったということだろうか。

ちなみに「鎌鼬（かまいたち）」というのは日本に古くから伝わる妖怪の名前。

風に乗って現れては人間を切りつける。
切られた人に傷は残るものの、血は出ず痛みもない。
そんな妖怪の名前、あるいはこの現象のことを「鎌鼬」と呼ぶ。

鋭い鎌のような爪を持つイタチの姿をしているとされているが、もともとは「構え太刀（かまえたち）」という言葉が訛って「かまいたち」になり、その言葉から動物のイタチが連想されたと考えられている。