キャイ~ン

読み : キャイーン

キャイ~ンは浅井企画所属のお笑いコンビ。
ボケのウド鈴木とツッコミの天野ひろゆきによって1991年に結成された。

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キャイ~ンのコンビ名の由来

「キャイ~ン」というコンビ名は、天野が漫画からヒントを得て考えたものである。

1991年、浅井企画の若手芸人ライブでコンビを結成することになった天野とウド。ライブ前日までコンビ名を考えておらず、仮でなんでもいいのでと考え始めたところ、テレビで三宅裕司が司会の『EXテレビ』という深夜番組が放送されていた。

お色気要素の強かったこの番組で、その日放送されていた特集が「チャネリングファック」というものだった。少し前まで天野と「コンビ解消」というコンビを組んでいた元相方も同席しており、その元相方が「チャネリングファックでいいじゃん」と言い出す。天野は反対するもウドが賛成し、仮の名前だから良いだろうということでそのまま翌日の舞台に出ることとなった。

チャネリングファック」で出たライブでは、お客さんにドン引きされたという二人。さすがにそのままの名前ではまずいということで、ちゃんとしたコンビ名を考えることに。

二人の共通点ということで、二人共目が一重だったことから「ヒトエーズ」をウドが提案するも、却下。

売れているコンビ名には「」が入っているというジンクスから「ん」は入れようという事は決まったが、そこからいろんな候補を出すもどれもしっくりこなかった。

なかなかアイデアが浮かばず、天野は気分転換のため近くにあった漫画を手に取る。すると漫画は音を絵と文字で表現していることに気づき、音なら皆聞いたことがあるし他とも被らない。また、「しゅん」や「ギャフン」など感情も音で表現していることから、感情を音にしたようなコンビ名にしようと考える。

そして漫画の中からそんな音を探した天野、ついに見つけたのが女の子のテンションが上がった時に書いてあるキャイーン」だった。

天野、ウド、天野の元相方の3人で「キャイーン」と「ヒトエーズ」で多数決をした結果、「キャイーン」に決定。するとウドは「キャイーン」じゃなくて「キャイ~ン」と「〜」を使うことを提案。実際に書いてみるとやわらかい感じになったということで、最終的にコンビ名は「キャイ~ン」に決まった。

このコンビ名の成り立ちについては天野ひろゆきの公式ブログに詳しく書かれている。
キャイ~ン物語 誕生編

「キャイーン」はマカロニほうれん荘から

上記の天野のブログには、なんの漫画から「キャイーン」という言葉を見つけたかは書かれていないが、これは週刊少年チャンピオンに連載されていた『マカロニほうれん荘』だと言われている。

この作品に登場する「女子大生トリオ」の1人である斎藤ルミ子の口癖が「キャイーン」である。

2018年に行われた『マカロニほうれん荘』の原画展覧会で、天野が以下のようなコメントを寄せている。

小学生の頃うちの本棚にはドカベンとマカロニほうれん荘が全巻並んでいた
当時どれだけ内容を(パロディ含む)理解していたかはわからないが
急に劇画タッチになったり全身を使ったギャグの連発に、衝撃、いや笑撃を受け時折出てくるエロいカットに衝撃、いや性撃を受けた!
こんな伝説的ギャグマンガのコメント出きるなんて
アマチャンカンゲキー〜〜〜!
天野ひろゆき(キャイ~ン)

引用:「マカロニほうれん荘」原画展へ行った




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