シータ
読み : シータ
シータ(天空の城ラピュタ)の名前の由来・意味
アニメ映画『天空の城ラピュタ』のヒロインである「シータ」。
この名前は、宮崎駿が学生時代に書いたという人形劇『サイン・コサイン・シータ』のヒロインだった「シータ」が由来となっている。
三角関数のサイン(sin)、コサイン(cos)とともに用いられ、角度を表すギリシャ文字である「θ(シータ)」の響きが気に入っていたことから、人形劇のヒロインの名前を「シータ」とし、それをラピュタのヒロインの名前にも採用した、とのこと。
シータの名前の由来は『天空の城ラピュタ GUIDBOOK』という本で語られている。
『ラーマーヤナ』のシーター姫も由来?
シータの名前は、インドの叙事詩『ラーマーヤナ』のヒロインである「シーター姫」も由来の一つだと言われている。
『ラーマーヤナ』はラーマという王子が誘拐された妻シーター姫を取り戻すという物語。「シーター」という名前だけでなく、かつて機械文明が栄えていたという世界観やストーリー展開にも共通点があるとして、ラピュタやシータのモデルになっているとも言われる。
しかしこれについては、公式に『ラーマーヤナ』がモデルだとは言われていないため、想像の域を出ない。
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