LTE

読み : エルティーイー

LTEは携帯電話の通信規格の名称。
NTTドコモの高速通信サービス「Xi(クロッシィ)」がLTEを使用しているほか、Appleのスマートフォン・iPhone5もLTEを採用、auは「4G LTE」としてサービスを提供。
NTTドコモ、ソフトバンク、イー・モバイルが使用している第3世代携帯電話(3G)と将来登場する第4世代携帯電話(4G)の間に位置する通信規格であるため、第3.9世代携帯電話(3.9G)とも呼ばれる。

LTE

Photo by GIZMODE

下りは100Mbps以上(OFDMAを採用)、上りは50Mbps以上(SC-FDMAを採用)という速度で通信可能で家庭向けのブロードバンド回線に近い高速通信を可能とする。
LTEはパケット通信のみサポートしているため、音声通信はVoIPとしてパケット化され通信は全てケットに統合される。

LTEの由来・意味

LTEは「Long Term Evolution」の略で「長期的進化」を意味する。技術標準化団体である3GPPがプロジェクト名に使用していた「UTRA-UTRAN Long Term Evolution」が由来となっている。UTRAは「Universal Terrestrial Radio Access」、UTRANは「UTRA Network」の略称で、3Gの無線インターフェース技術・無線ネットワークの名称。

正確にはLTEはシステムの名称ではなくプロジェクト名。「LTEシステム」という呼ばれ方もしているため混合してしまうが、「LTEシステム」はUTRAとUTRANの進化系である
「E-UTRA(Evolved-UTRA)」「E-UTRAN(Evolved-UTRAN)」のことを指している。

Xi(クロッシィ)の意味・由来
テザリングとは?

ダブルLTEとは?

ダブルLTEはソフトバンクモバイルが2013年3月より開始し、iPhone5・iPad mini、iPadで利用できるLTE網(SoftBank 4G LTE)に加え、イー・モバイルのLTE網の利用もできるサービス。ソフトバンクモバイル、イー・モバイルの2社のLTEがダブルで使えるという意味。

《こちらのネタもどうぞ》

マンガ・アニメ・音楽・ネット用語・なんJ語・芸名などの元ネタ、由来、意味、語源を解説しています。

Twitter→@tan_e_tan