tacica
読み : タシカ
tacica(タシカ)は北海道出身のスリーピースロックバンド。
バンド結成当時の綴りはtasikaであったが、「k」を「c」に変更してtacicaと表記を改めた。
2007年2月にライブ会場と札幌市内にあるCDショップ「音楽処」で500枚限定で発売したミニ・アルバム『Human Orchestra』が完売した後、店舗限定流通を開始しタワレコのインディーズチャートで1位を獲得。
2008年に立ち上げたLilBalletレーベルより発売したシングル『黄色いカラスe.p.』はオリコンインディーズチャートで1位を獲得。
Vo/Gt・猪狩翔一は2010年にチャットモンチーのVo/Gt・橋本絵莉子と入籍。
2013年1月25日のZepp Tokyo公演を最後にドラマーの坂井俊彦が脱退。
2008年10月にSMEに移籍しアルバム『parallel park』でメジャーデビュー。
『parallel park』はLilBalletからリリースしたバージョンと、メジャーデビュー後にSMEよりリリースしたバージョンがあるが、規格番号が異なるだけで内容は同じ。
tacicaの由来・意味
tacicaの由来はベースの小西悠太の口癖であった「確かね・・・」。「確か」から「タシカ=tacica」に。「不確かなことよりも確かなことがいい」という意味が「tacica」には込められている。小西はバンド名になって以来、「確か」という口癖をあまり言わないようにしているそう。
『人鳥哀歌』の由来・意味
『人鳥哀歌』は「ペンギンエレジー」と読む。
あまり知られていないが「人鳥」はペンギンの和名。
「エレジー(elegy)」は「哀歌、悲歌」を意味する英単語。
本曲はアルバム『jacaranda』に収録されている。ちなみに「jacaranda(ハカランダ)」はギターの指板に使われている木材の名前(別名:ブラジリアン・ローズウッド)。
現在はワシントン条約により伐採禁止となっているため、手に入らない幻の木材。