POLYSICS
読み : ポリシックス
POLYSICSはシンセサイザー、ヴォコーダー、プログラミングを取り入れたニュー・ウェーヴ系のロックバンド。メンバーは揃いのツナギ、目隠しのバイザーを着用。アメリカのニュー・ウェーヴバンド・DEVO(ディーヴォ)に影響を受けたハヤシが1997年にPOLYSICSを結成。
インディーズ時代にはDEVOのメンバー・BOB1号、BOB2号という呼称を真似、メンバーをPOLY-1、POLY-2、POLY-3、POLY-4と呼んでいた。POLYSICS(特にハヤシ)はDEVOからの影響を随所に受けている。
※ニュー・ウェーヴはパンク・ロックに電子音楽の要素を取り入りれたジャンル。
POLYSICSの由来
バンド名はハヤシが使用していたKORG(コルグ)のシンセサイザー・POLYSIXが由来となっている。POLYSIXはポリフォニックシンセサイザーと呼ばれる機種で、モノフォニック(単音)に対しポリフォニック(多音、和音)を奏でることができるタイプ。POLYSIXという名称は、当時は5ボイス(5音)のポリフォニック・シンセが主流であったのに対し、POLYSIXは6ボイスであったことに由来する。つまり6ボイスのポリフォニック・シンセという意味。
TOISU!の意味
ライブやテレビなどに出演する際、「TOISU!(トイス)」という挨拶を用いる。Vo/Gtのハヤシが友人と考案した挨拶で、「TOISU!」は英語の「Hi!(やぁ!)」に近い意味。いかりや長介の「おいっす!」のように力強く言うとバシッと決まるそう。 「ありがトイス!」「おめでトイス!」というようにアレンジして使ってもいいとのこと。『Toisu!』という曲まで作っている。
ハヤシが弾いている細四角いギターはラ・バイエというメーカーの「2×4(ツーバイフォー)」というギターで、ハヤシが敬愛するDEVOのギタリストが使用していた。