忘れらんねえよ
読み : ワスレランネエヨ
忘れらんねえよは2008年に結成されたスリーピースのパンクロックバンド。
およそバンド名とは思えないような名前だが、「踊ってばかりの国」「水中、それは苦しい」みたいなバンド名もあるんだし。
こんなインパクトのあるバンド名は一度聞いたら忘れらんねえよ(うまいこと言った)
忘れらんねえよの由来
忘れらんねえよという変わったバンド名は、Vo/Gtの柴田隆浩の高校時代の恋愛エピソードに由来する。当時、柴田氏には10回告白するほど好きな女の子がいたが、想いは伝わらず「なんで俺のことをわかってくれねーんだよ!」という気持ちがずっと残り、そうしたどうにもならない感情を音楽に込めたいと思った時に「忘れらんねえよ」というバンド名が浮かんだそう。
柴田氏は「そんなに意味はない。なんとなく、次バンド組んだら『忘れらんねえよ』にしようと思ってたんですよねー。」とも発言しており、どちらが本心なのだろうか。
忘れらんねえよについて
忘れらんねえよの結成の経緯や柴田氏について紹介。
Vo/Gt、そしてリーダーである柴田隆浩は中学時代はブリキングというバンドでミスチルやGLAYのコピーをやっており、高校時代は女殺団(にょさつだん)というバンドを組んでいた。
大学卒業後は普通に就職していたがうまくいかず、チャットモンチーの『ハナノユメ』を聴いて感動し28歳の時に忘れらんねえよを結成することを決意。
大学時代に対バンをしたことのあるバンドのベースであった梅津拓也と、あるバンドを下手すぎてクビになったとしてドラマーとして知り合いから紹介された酒田耕慈がメンバー。ドラムが下手過ぎてレコーディングが予定より1ヵ月遅れたことも。
アニメ『逆境無頼カイジ 破戒録篇』のエンディングテーマに『Cから始まるABC』が起用されたことをきっかけに、忘れらんねえよというバンドが世に知られはじめた。30歳を越えてデビューを勝ち取ったパンクロックバンド、それが忘れらんねえよ。
そしてSUMMER SONIC2012(東京)で開催されたエアバンド選手権「Air Band World Championship 2012 -Episode 0」では忘れらんねえよが優勝し、世界一のエアバンドとなった。優勝賞金としてエアトロフィーとエア3億円を受け取ったそう。
ちなみにバンドのスローガンは「NO SEX NO CHILD」。
そして柴田氏は三十路を越えてなお童貞を守り続けている。
※2015年11月にドラムの酒田が、2018年5月にベースの梅津が脱退したため、忘れらんねえよは柴田のソロプロジェクトとなった。
これが忘れらんねえよ
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