Mr.Children(ミスターチルドレン)

読み : ミスターチルドレン

Mr.Childrenは烏龍舎(うーろんしゃ)所属の4人組のロックバンド。通称:ミスチル。ヴォーカルの桜井和寿とプロデューサーの小林武史はBank Bandとしての活動も行なっている。

デビュー曲からまで『[(an imitation) blood orange]』まで小林武史がプロデュースを行なっていたが、18枚目のアルバム『REFLECTION』では初となるセルフプロデュースアルバムとしてリリースされた。

関東高等学校で桜井和寿・田原健一・中川敬輔が初めてバンドを組んだ時は「Beatnik」というバンド名であった。その後、「THE WALLS」に改名し、鈴木英哉が加わって現在のメンバーとなった。

Kind of Love

Mr.Childrenというバンド名の由来はいくつか語られているが、Mステ出演時に桜井和寿はこう語っていた。

桜井和寿:
Childrenという言葉がすごい好きで、10年、20年経った時に、シワだらけの顔でChildrenもないだろうってことで、正反対のMr.を付けた。

“Children”だけでは幼さすぎるため、大人を意味する”Mr.”を付けたそう。事務所に「プレゼンがうまくならないと」と言われたとのことで、大人な部分と子供な部分を持ったバンドが由来、という後付けの意味を加えたようだ。

ロイヤルホストで紙ナプキンにバンド名を書きながら会議したそうで、当時「the」をつけたバンド名が多かったため、「the」はつけたくなかったという理由もあるようだ。小林武史が”Mr.”を提案したという話もある。

他にもChildrenを選んだ由来について語られている話がある。

飢えや貧困に苦しむ子供たちを写したロバート・キャパの『戦争・平和・子どもたち』という写真集に感動したためChildrenと名付けたという由来。他にも、The Missionというバンドの『children』というアルバムが好きだからという話もある。The Railway Childrenというバンドも由来のひとつとされている。

Mr.ADULTS

Mr.ADULTSは『くるみ』のPVに出てくる架空のバンド

かつてバンドをしていた大人たちが、ふとしたきっかけでバンドを再結成する。バンド名をMr.ADULTSと名付け結婚式場や老人ホームなどで演奏するがほとんど聴いてもらえなかった。

それでもみんな満足しライブの帰り道、Mr.ADULTSとともにMr.Childrenと書いた紙をヴォーカルは投げ捨てる。そこへ通りかかった桜井和寿がその紙を拾ってMr.Childrenという文字を見る。

そして最後に”1989年 Mr.Children結成前日”とテロップが出てPVは終わる。

そうこれがMr.Childrenの正式な由来・・・ではない。これはPVの中のつくり話。

Mr.ADULTSとして出演している俳優はMr.Childrenのメンバーが演奏中にする動きをそっくり真似ている。Mr.ADULTSのメンバーがMr.Childrenと呼応している。

しかしなぜかドラムのジェンはでっぷりと太っているという設定になっている。
ストーリーが曲にマッチして何度観ても感動する素晴らしいPV。

『花はどこへ行った』

『花はどこへ行った』は未発表曲。メジャーデビュー前はライブで演奏しており、「HEY!HEY!HEY!」で一度演奏している。

オリジナル・原曲はピート・シーガーの『Where have all the flowers gone?』。英詞を日本語訳して歌われている。日本語訳はギターの田原健一と小林武史。

『イノセントワールド』のカップリングとして収録される予定であったが、意訳がオリジナルとかけ離れていたためカバー曲として認められずお蔵入りとなった。『イノセントワールド』発売前に関係者に配られイノセントワールドの販促用カセットには収録されていた。

田原健一が唯一詞を担当した曲であり、原曲と離れた意訳だが戦争と愛について描かれたとてもよくできた歌詞である。曲のアレンジも素晴らしく未発表であるのが残念。

《こちらのネタもどうぞ》

マンガ・アニメ・音楽・ネット用語・なんJ語・芸名などの元ネタ、由来、意味、語源を解説しています。

Twitter→@tan_e_tan