クララのバカっ!何よ意気地なしっ!

読み : クララノバカッ ナニヨイクジナシッ

「クララのバカっ!何よ意気地なしっ!」はクララを叱咤激励するためのフレーズ。
クララの部分を他の人物に変えることによって、様々な人物の不甲斐なさに怒りながらも、なんとか奮い立たせるために用いる改変コピペとして用いられる。

クララのバカっ!何よ意気地なしっ!の元ネタ

このフレーズはアニメ『アルプスの少女ハイジ』のハイジの台詞。

このアニメの中でも、いやさアニメ史の中でも屈指の名シーンであるクララが立つシーン。足の悪いクララがなんとか立てるように練習をするも、クララはすぐに諦めてしまう。弱音を吐くクララを見て悲しいんだか悔しいんだか感情が爆発したハイジがクララにぶつけたのが以下の名台詞。

クララのバカっ!何よ意気地なしっ!
一人で立てないのを足のせいにして 足はちゃんと治ってるわ!
クララの甘えん坊!怖がり!意気地なし!
どうしてできないのよ そんなことじゃ一生立てないわっ!
それでもいいの?
クララの意気地なし!あたしもう知らない!クララなんかもう知らない!

と言って走り去ろうとするハイジ。そしてそれを見て立ち上がるクララ…感動のシーンの出来上がりである。
と、このハイジの実に印象的な台詞がそのままコピペされることもあれば、改変されクララ以外の人物を叱咤激励、あるいは罵倒するために用いられる。特に「クララの甘えん坊!怖がり!意気地なし!」の部分をもっと辛辣なワードに変えるパターンなどが多く見られる。

改変例

キセのバカっ!何よ意気地なしっ!横綱になれないのを平幕のせいにして、あなたの方がつよいのよ!、
キセの甘えん坊! 恐がり! 意気地なし! どうしてできないのよ、そんな事じゃ一生横綱になれないわ!
それでもいいの?キセの意気地なし!あたしもう知らない!キセなんかもう知らない!

クララのばか!いくじなし!甘えん坊!恐がり!ヘタレ!スカタンッ!このド低脳がァ―――ッ!
いいかッ!オレが怒ってんのはな、てめーの「心の弱さ」なんだクララ!
そりゃあ確かに今まで使ってなかった「足」で立ち上がろうってんだ、不安になるのは当然だ!
自分だけで「歩く」んだからな オレだってヤバイと思う!

だが!オレたちのチームの他のヤツならッ!
あともうちょっとで立ち上がれるって状況を決して諦めたりはしねえッ!
たとえ腕を飛ばされようが脚をもがれようともなッ!

オメーは「ママッ子(マンモーニ)」なんだよクララ!
ビビったんだ 甘ったれてんだ!
分かるか?え?オレの言ってる事 「足」のせいじゃねえ
心の奥のところでオメーにはビビリがあんだよ!

成長しろクララ!
「成長」しなきゃあオレたちは「栄光」をつかめねえ 自分の力で歩けねえ!
そしてハッキリと言っておくぜ オレたちチームはな!
そこら辺のナンパ・ストリートや仲良しクラブで「立ち上がる」「立ち上がる」って大口叩いて仲間と心を慰めあってる様な負け犬どもとは訳が違うんだからな

「立ち上がる」と心の中で思ったならッ!その時スデに行動は終わっているんだッ!

クララのバカ!アホ!間抜け!クズ!ゴミ!カス!ウジ虫!もう知らない!

クララのバカ!いくじなし!コンラッド!

クララのバカ!ミセリ!グリーンウェル!

クララのバカ!いなりずし!

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