Wii（ウィー）・Wii U（ウィー・ユー）の由来・意味

Wii・Wii U

Wiiは2006年に発売された任天堂の家庭用ゲーム機。

無線通信できるコードのコントローラーの「Wiiリモコン」でプレイ。ボード上のコントローラー「バランスWiiボード」などでもゲームがプレイができ、体を動かしたり直感的に操作してゲームが楽しめるため、これまでゲームをしてこなかった年齢層やゲームをしなくなった人にも受け入れられているため、ブルーオーシャン戦略を成功させたと言われている。
→ブルーオーシャン戦略・レッド・オーシャン戦略

2012年12月8日にはWii Uが発売。Wii Uのコントローラーはディスプレイを搭載しており、コントローラーのみでプレイすることができ、テレビが見たくなったらいつでも切り替えることができる。

Wiiは英語の「We（わたしたち）」が由来となっている。

「ii」という綴りは「Wiiリモコン」の形状に見立てられており、人が並んで遊ぶ様子も「ii」で表現している。そういったところから、Wiiには”みんなで楽しめるゲーム機”という意味が込められている。
また、フランス語の「Qui（はい）」と発音が似ていることから、「はい」つまり肯定的な意味も含まれている。

Wiiは当初『レボリューション』という開発コードが発表されていた。

レボリューション＝革命であり、それまでとは劇的にやり方を変えたかったのだという。ファミコン、スーパーファミコンで天下を取ったものの、その後ニンテンドウ64、ゲームキューブがいまいちヒットしなかったことから「今度こそ」という思いがあったのではないだろうか。

その後『Wii』という名称が発表された時には、「どう読むんだ？」「冗談だろ？」といった反応が多かったが、すっかり定着した。

Wiiが「We（私たち）」を由来としているのに対し、Wii Uは「You（あなた）」を由来としている。「We You」、つまり”みんな（We）も楽しめてあなた（You）も楽しめる“という意味が込められている。