インナーブランディング
読み : インナーブランディング
インナーブランディングとは、消費者に向けてブランド価値向上のマーケティングを行うアウターブランディングに対し、社内やグループ会社など会社内部で社員・スタッフに対して行うブランディング活動を意味する。「Inner(インナー)」は「内部の」という意味の英単語で、従業員に自社ブランドの価値や方向性を理解してもらい、製品開発やサービス、顧客対応の質の向上を目指す。インターナルブランディングとも呼ばれる。
インナーブランディングは従業員の自社ブランドに対する意識を高めることが目的であり、ブランド価値を向上させるためには消費者向けのアウターブランディングと同時に、社内でのインナーブランディングも必要となる。
製品やサービスの質を向上させるという点では、アウターブランディングよりも先にインナーブランディングを行っておくべきであると言える。
類義語のインターナルマーケティングは、従業員の満足度を高めるためのマーケティングであるため、インナーブランディングとは役割が異なる。
→インターナルマーケティングの解説