IGZO
読み : イグゾー
IGZO(イグゾー)はシャープが開発した酸化物半導体。
透明な化合物半導体で、ディスプレイに用いられる新技術として注目されている。
液晶ディスプレイなどで使用される薄膜トランジスタを構成する半導体材料で、液晶パネルの高精細化を実現し、タッチパネルの高性能化、薄型化・軽量化・低消費電力化を実現する。
スマートフォン、有機EL、タッチセンサー、電子ペーパー、フラッシュメモリ、CPUといったものにも応用が可能で、センサー技術への応用も期待されている。
スマートフォンでは世界で初めて「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」にIGZOを搭載。
IGZOの由来・意味
IGZOは「In(インジウム)」「Ga(ガリウム)」「Zn(亜鉛)」「Oxygen(酸素)」が由来となっている。これらの頭文字をとってIGZOと命名された。
IGZOとはつまり構成する物質「In・Ga・Zn」を「Oxidize(酸化)」させたもので、「酸化物半導体」を意味する。