Summer Tribe

読み : サマー・トライブ

『Summer Tribe』はDragon Ashの8枚目のシングル(2000年7月12日リリース)。PVには元スケボーキングのギタリスト・HAKUCHOが参加している。シングルの2曲目に収録されている「Komorebi Mix」ヴァージョンは原曲とはまた違い、哀愁漂うアレンジになっている。

Summer Tribe

本来なら直近にリリースされたアルバム『LILY OF DA VALLEY』に収録されるはずの曲だが収録されておらず、未だにどのアルバムにも収録されていない。これはZEEBRAに関するパクリ疑惑の件が原因とされている(後述)。

『Summer Tribe』の元ネタ・サンプリング

『Summer Tribe』はジャズピアニストのJoe Sample(ジョー・サンプル)の楽曲『In All My Wildest Dreams』をサンプリングとして使用している。BPMが速くなっていることと該当のフレーズの音量が少し小さいため一聴すると分かりにくいが、エレピの音がサンプリングされている。元ネタというより楽曲の一部として音源を使用している、つまりサンプリングしているということ。
「Tribe」は「部族、類」という意味の英単語。

KjとZEEBRAの仲違い

本曲でKj(降谷建志)はZEEBRAのフロウスタイル、PVではファッションを意識している。パクリであると腹を立てたZEEBRAは、自身が率いるキングギドラの楽曲『公開処刑』でKjをあからさまにDisった。『Grateful Days』で共演を果たしたKjとZEEBRAだが、この曲が原因のひとつとして仲違いすることとなってしまった。
KjはZEEBRAを尊敬しており、少しでも近づきたい気持ちからフロウやファッションを真似たわけだが、それがZEEBRAには許せなかった。悲しいことに、リスペクトではなくパクリととらえられてしまったようだ。
こういった経緯から、シングルとして発売されたにも関わらず『Summer Tribe』はアルバム未収録曲となっている。
※公式には理由が発表されていないため、未収録の件はあくまでも推測です。

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