(結婚しよ)

読み : ケッコンシヨ

(結婚しよ)は口には出さずに心の底で静かに結婚の決意を固める言葉である。
「括弧→()」がついているのがミソ。
「結婚しよう」と相手に求婚するのではなく、(結婚しよ)は意味自己完結の意思決定、心の叫びである。

(結婚しよ)の元ネタ

(結婚しよ)という言葉は諫山創のマンガ『進撃の巨人』の登場人物ライナー・ブラウンのセリフが元ネタになっている。(結婚しよ)は単行本10巻にて同じ104期兵であるクリスタ・レンズに対してライナーが心の中で発したセリフ

簡単に説明すると、なんやかんやあってとある城跡に辿り着いたライナーをはじめとする104期兵と武装兵は複数の巨人に襲われ、ライナーが巨人に右腕を噛まれて骨折してしまった。その際、クリスタはライナーの腕を酒で消毒した後、自らのスカートの一部を破って布代わりとしてライナーの腕に巻きつけた。クリスタの優しさに心打たれたライナーはお礼の言葉を口にすると同時に心の中で(結婚しよ)とつぶやいた。ライナーは真面目な顔してお礼を言った裏で(結婚しよ)という意志を固めていた。

クリスタ「多分、骨折してるよね?」
ライナー「ああ・・・ついてねえことにな」
クリスタ「後は添え木と包帯が・・・そうだ・・・
(ビリィィィィ←自分のスカートを破る)」
クリスタ「こんな汚い布しか無くて ごめん・・・」
ライナー「イヤ・・・助かる(結婚しよ)
単行本10巻より

中央にいる金髪の女の子がクリスタ。クリスタの背後にいる金髪&短髪の男がライナー。

これ以前にもライナーはクリスタに好意を寄せていると思われるシーンがある。
単行本6巻にてライナー、アルミン・アルレルト、ジャン・キルシュタインの3人が女型の巨人に襲われたがなんとか回避し、緊急事態を知らせる信煙弾を放つとクリスタが逃げたジャンの馬を引き連れて戻ってきた。その際にみんなの無事を喜ぶ言葉を発したクリスタに対し、ライナーは心の中で「(結婚したい・・・)」とつぶやいた。
※こちらのセリフは単行本では括弧()はついていない

クリスタ「最悪なことにならなくて 本当によかった」
アルミン「(神様・・・)」
ジャン「(女神・・・)」
ライナー「(結婚したい・・・)」
単行本6巻より

ご覧の通り、アルミンとジャンも好意的なセリフを脳内でつぶやいているが、ライナーだけ感情が飛躍している。ライナーはよほどクリスタと結婚したいのだろう。

ライナーは単行本8巻の巻末に掲載された嘘予告でもネタにされている。
特に理由のない〇〇が〇〇を襲う

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