27クラブ

読み : トゥウェンティセブンクラブ

27クラブとは – 意味

「27クラブ」とは、“27歳”で他界したミュージシャンたちを指す。
特にロックやブルースのミュージシャンが多いとされる。
音楽界には恵まれた才能を持ち、名声を得ながらも、27歳という若さでこの世を去ったミュージシャンが多い。
若くしてミュージシャンとして大きな成功を収めるも、“27歳”で他界したミュージシャンが多いことから「27クラブ」と呼ばれるようになった
一部では悪魔に魂を売り渡す代わりに聴衆を惹きつける才能や名声を得たのでは、と囁かれる。

27クラブでは、Rolling Stonesの元リーダーであったブライアン・ジョーンズ、ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、Doorsのジム・モリソン、NIRVANAのカート・コバーン、エイミー・ワインハウスが有名。

Manic Street Preachersのギタリストであったリッチー・エドワーズ(1967年12月22日生まれ)は1995年2月1日失踪に失踪し、2008年11月23日死亡宣告が出された。
生存は不明だが、疾走した年に他界していたとすれば、享年27歳であった可能性が考えられる。

ロバート・ジョンソンのクロスロード伝説

悪魔との契約が囁かれたミュージシャンとして有名なのは、ブルースミュージシャンのロバート・ジョンソン(1911〜1938年)。
ロバート・ジョンソンはエリック・クラプトンやキース・リチャーズなど多くのミュージシャンに影響を与えたことでも知られており、ブルースに留まらずロックにも影響を与えている。

ロバート・ジョンソンは若くして卓越したギターテクニックを持っていたおり、十字路(クロスロード)で出会った悪魔と契約して魂を売り渡す代わりにテクニックを手に入れたのではないかと噂されていた。
そしてロバート・ジョンソンはブルースマンとして名声を得た代わりに悪魔に命を奪われ、27歳という若さで他界したという伝説が残っている。
これが俗にいう「クロスロード伝説」で、後の27クラブで悪魔との関係が囁かれるきっかけとなった。

死因は諸説あり、不倫相手の旦那に飲み物に毒を盛られて殺された、情事の最中に相手の旦那に殺されたなど、はっきりしていない。

1986年公開の映画『Crossroads(クロスロード)』は、ロバート・ジョンソンの「クロスロード伝説」をモチーフにして作られた。
本作ではスティーヴ・ヴァイ扮するジャックとラルフ・マッチオ扮するユジーンとのギター対決が見どころ。
終盤でみられるギター対決のシーンは、ユジーンのギターもスティーブ・ヴァイが弾いており、ラルフが音源に合わせて当て振りしている。

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