あげみざわ
読み : アゲミザワ
あげみざわの意味・元ネタ
「あげみざわ」は「テンションが上がる」という意味で用いられる言葉で、主に女子高生など若い女性がTwitterなどのSNSで使用している。2018年、各メディアの調査による『JK流行語ランキング』では、のきなみ上位にランクインしている。
流行のきっかけとなったのは「けみお」というYoutuber(チャンネル名はkemio)。動画内で「あげみざわ」を使ったことで、その視聴者から広まっていったとされている。
タレント・モデルとしても活動しているけみおは、Twitterのフォロワー数・Youtubeのチャンネル登録者数が共に100万人を超えており、女子高生の間では爆発的な影響力を持つインフルエンサー。
「あげみざわ」は一昔前で言うところの「アゲアゲ」や「あげぽよ」と同じような感覚で使われており、主にテンションが上がる状態を意味している。テンションの上がる音楽やアイテムを指して、「あげみ」「あげみざわ」「あげみが強い」などと表現されることも多い。「テンションMAX」と言い換えるとわかりやすいかもしれない。
テンションに関する使い方だけでなく、「動画あげみ」のように単純に「あげる」という他の意味の言葉に使われるケースもある。
もともとの「あげ」という言葉に、「つらみ」のように「〜み」と付け加える最近の流行を取り入れた「あげみ」という言葉が生まれ、そこからさらに「ざわ」を加えてできたのが「あげみざわ」。この「ざわ」には特に深い意味はなく、「高見沢」や「軽井沢」っぽく語感をよくするために付け足されたもの。
昔の女子高生の流行語や最近のネット用語などは、短縮した言葉が流行る傾向にあったが、今のJKの間では逆に無駄に意味のない言葉を付け足す傾向にあるという。「あざまる水産」や「やばたにえん」などもその例と言える。