◯◯する度胸もないのか?

読み : スルドキョウモナイノカ

「◯◯する度胸もないのか?」は主になんJで用いられるフレーズ。
「なぜ◯◯しないのか?」という疑問を強調したい時に用いられる。
なぜ◯◯しない?◯◯できないのか?◯◯したくないのか?◯◯する度胸もないのか?」という四段階で使われる。
曖昧な記憶から「度胸」の部分を「勇気」と勘違いし「◯◯する勇気もないのか?」と書いてしまう人もいるが、意味的には大して変わらないのでネタとしては通じる。

◯◯する度胸もないのか?の元ネタ・意味

このフレーズは2007年6月24日のプロ野球交流戦・横浜ベイスターズ対オリックス・バファローズの試合におけるTBSアナウンサーの椎野茂の実況が元ネタとなっている。

TBSというと当時横浜ベイスターズの筆頭株主であったことから、多少横浜寄りの実況になるのも仕方のないことかもしれないが、この椎野茂の実況はあまりに横浜寄りであった。それどころかあまりに横浜を応援するあまり、この試合で不甲斐ない投球をする那須野巧に対してあからさまに怒りをぶつけるような実況を始めたのである。

この試合ではすでに「水差し野郎」発言などでイライラしていたこともあってか、那須野の投球内容に対しても怒りが爆発。そんな中変化球ばかり投げている那須野に対して言い放ったのが「何故、あそこでインコースのストレートを使わない?使えないのか?使いたくないのか?使う度胸もないのか?」という辛辣なものであった。この四段階のフレーズは「椎野四段活用」とも呼ばれている。

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