筋力5
読み : キンリョクゴ
「筋力5」はなんJなどにおけるプロ野球選手・澤村拓一を指す言葉。
筋力5の元ネタ・意味
「筋力5」というのは2013年7月19日に行われたプロ野球オールスターゲームのテレビ朝日による中継が元ネタ。
この中継では、各選手の能力をゲームのように五角形のパラメーターで表示するという試みが行われた。投手のパラメーターとしては「球速」「変化球」「コントロール」「緩急」という4つのパラメーターに、各選手の独自のパラメーターが一つ加えられるという形式であった。先発した楽天の田中将大投手の場合は4つの基本のパラメーターに加え「嗅覚5」という謎のパラメーターが加えられた。
そんな中、セ・リーグの二番手として登板したのが読売ジャイアンツの澤村拓一投手。澤村投手のパラメーターは「球速:4」「変化球:3」「コントロール:2」「緩急:2」とあまり良いものではなかったが、独自のパラメーターとして追加された「筋力」は「5」という高評価だったのである。
澤村投手というとにかく筋肉をつけることこそが良い投手に近づくことであると信じて疑わないことで知られており、なんJなどでは「筋肉」「筋肉教」「筋肉信者」などと呼ばれている。そんなこともあって、テレ朝がその筋力に注目したことでなんJでは大いに盛り上がったというわけである。
そんな筋力のおかげなのか、澤村投手は3イニングを投げ無失点、第一戦のMVPを獲得した。
この澤村投手の「筋力」や田中投手の「嗅覚」以外にも今回のテレ朝オールスター中継では各選手に独自のパラメーターが与えられ、実況スレでは「特殊能力」と呼ばれた。ソフトバンク千賀投手は「消えるフォーク5」、ヤクルトバレンティンにいたっては「パワー6」という身も蓋もないパラメーターが与えられた。