ニコラス・ケイジ
読み : ニコラス・ケイジ
ニコラス・ケイジはアメリカ出身の俳優。ケイジは本名ではなく芸名で、本名はニコラス・キム・コッポラ。映画デビュー作の『初体験/リッジモント・ハイ』(1981年)では本名のニコラス・コッポラで出演していた。叔父は『ゴッドファーザー』シリーズで有名なフランシス・フォード・コッポラ監督。
『リービング・ラスベガス』(1995年)でアカデミー賞、ゴールデングローブ賞、全米映画批評家協会賞などで主演男優賞を受賞。『シティ・オブ・エンジェル』(1998年)では天使役、『ナショナル・トレジャー』(2004年)では考古学者/冒険家役、『ロード・オブ・ウォー』(2005年)では武器商人役、などなど幅広く役柄をこなす。
『ソニー(sonny)』(2002年)では映画監督として、Saturn Films(サターン・フィルムズ)という映画製作会社を設立し、『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』(2000年)には製作者として参加。高級車や古城などのコレクションを所有するなど浪費家として知られているが、その浪費癖から現在は借金苦に陥っている。
ニコラス・ケイジの由来
ニコラスは本名だが、ケイジはマーベル・コミック社のアメリカンコミック「POWERMAN(パワーマン)」の主人公「ルーク・ケイジ」が由来。理由は息子の名前を「カル=エル」(スーパーマンの本名)と名付けるぐらいアメリカンコミック好きであるため。また、本名のコッポラで活動していた際、コッポラ監督の甥であることばかりが話題にされたためケイジを名乗るようになったとも言われている。