エイプリルフール

読み : エイプリルフール

エイプリルフールは毎年4月1日に、この日だけはウソをついても良いとされている風習。
嘘をついても良いという日であることから、インターネット上でも様々なウソが溢れることになる。企業のサイトでもこの日だけの特別なページが用意され、架空のサービスや商品などが掲載されるなどしており、年々ウソ合戦がヒートアップしている。あまりにウソが溢れるために、真実を伝えるのが難しい日でもある。

エイプリルフールの由来・起源

『エイプリルフール』という日は実は有名なアンデルセン童話の一つ『裸の王様』が由来となっている。

ある日新しい服が大好きな王様のもとに世にも珍しい服を作れるという服職人がやってきて、『馬鹿には見えない服』を作ることができると言い出します。実はこの服職人はただの詐欺師で、そんな服など存在しませんでしたが、出来上がったという服を見た王様の家来達は馬鹿と思われたくないがために「素晴らしい服だ!」と口々に褒め称えます。それを聞いた王様もやっぱり馬鹿と思われたくないがために、裸の上にその服を着て街へパレードに繰り出します。街の人々もありもしない王様の服を褒めますが、その中にいた小さな子供が「王様はなんで裸なの?」と大きな声で言ってしまいます。

と、ここまでが有名な『裸の王様』の話なんですが、実はこれには続きがあります

子供に裸だと笑われてしまった王様ですが、「これは馬鹿には見えない服なんだ」と国民たちを馬鹿にします。しかし笑うのを止めない子どもたちとそれにつられて大人たちも一緒になって王様は裸だと言って大笑いしだしたので王様は「この服が見えないような馬鹿は処刑する」と言い出してしまいます。そこで処刑されそうになった国民の一人が「本当にその服は馬鹿には見えないことを証明してください。」と言いました。王様はその服が馬鹿には見えないことを証明するためにその国で一番かしこい学者を呼んで証明させることにしました

呼び出した学者に王様は早速聞きました。「学者よ、お前にはこの『馬鹿には見えない服』が見えるか?」と。
そう聞かれた学者は「私はこの服を知っています。これは『馬鹿には見えない服』などではなく『馬鹿にしか見えない服』です。王様には見えますか?」と答えました。
気まずくなった王様はやっぱり服は見えないと言い出します。さらに、服が見えると言ったのは全部「ウソだった」と言い、実はこの日は「ウソをついてもいい日」だったとまで言い出したのです。王様は笑った国民の処刑を取りやめ、二度とその服を着ることもありませんでした。

王様が「ウソをついてもいい日」としたのが4月1日にあたる日だったことから毎年この日にはウソをついて遊ぶようになったわけですが、国民達は『April Fool=四月の馬鹿』と呼び、馬鹿な王様を笑ったのでした。






注:この由来はウソの由来です!!
「続きがあります」以降の話は管理人の創作です。
エイプリルフールの本当の由来は↓↓↓で。

《本当の》エイプリルフールの由来・起源

本当のなんて書いてはみたものの、実はエイプリルフールがなぜ始まったのか、いつから始まったのかというのはハッキリとわかっていない。そのためエイプリルフールの起源にはいくつかの説が存在しており、それらの起源自体もウソなのではないかと疑ってしまうほどである。

●国王への反抗説

16世紀のヨーロッパでは3月25日からを新年としており、この日から4月1日までを春の祭りの期間としていた。しかし1564年にフランスの国王シャルル9世が1月1日からを新年とする暦を採用しました。しかし多くの人々はこれに反発し、祭りの最終日である4月1日を「ウソの新年」として馬鹿騒ぎするようになったという。その騒ぎに対してシャルル9世は憤慨し、騒いだ人々を捕まえ処刑してしまう。これにショックを受けた人々はそれから毎年抗議のためにこの日には馬鹿騒ぎをするようになったという説。

●馬鹿な魚説

「エイプリルフール」はフランス語では「プワソン・ダブリル(Poisson d’avril)」と呼ばれている。これは「4月の魚」という意味になる。フランスでは4月に大量に魚が釣れることからこのように呼ばれるようになったそうだが、なぜかその大漁の祝いとして「ウソ」をつくようになったという。よくわからないがフランスではエイプリルフールになると子どもたちが紙の魚を背中にこっそり貼るといういたずらをするそうな。

●ノアの方舟説

キリスト教の旧約聖書に登場するノアの方舟が起源という説。ノアが陸地を探すために方舟からハトを放ったが、陸を見つけることはできずにハトが帰ってきたのが4月1日だったことから、4月1日はムダな日=嘘をついても良い日になったという。

●インドの修行僧説

インドの修行僧は春分の日から1週間修練を行なって4月1日に悟りの境地から現世へと戻ってくる。迷いの多い現世に戻ってしまってせっかくの修行が無駄になってしまう、つまり修行が「嘘だったかのように」元に戻ってしまうことから4月1日を「揶揄節」としていたことからエイプリルフールができたという説。

●キリストの命日説

4月1日はキリストの命日となるため、ユダの裏切り(ウソ)を忘れないためにこの日をエイプリルフールとした説。

●日本におけるエイプリルフール

外国から日本へとエイプリルフールが入ってきた時期にも諸説あるが、入ってきたのは江戸時代頃と言われ、当時は「不義理の日」と呼ばれていた。この時はまだウソをつく日ではなく、不義理を詫びる日であった。その後大正時代になってエイプリルフールを直訳した「四月馬鹿」が広まり、ウソをついても良い日ということで今に至っている。