ばらの花(ジンジャーエールの由来)

読み : バラノハナ - ジンジャーエール

『ばらの花』はくるりの7thシングルで、3rdアルバム『TEAM ROCK』に収録。
(2001年1月24日リリース)
作詞作曲はヴォーカルの岸田繁。
コーラスの女性の声はSUPERCARのフルカワミキ。
矢野顕子、奥田民生、Dew、Somaらがカバーしている。

ばらの花

ジンジャーエールの由来

『ばらの花』の歌詞に「ジンジャーエール」が登場するのには由来がある。
岸田繁は家の近くにある世田谷八幡宮という神社で『ばらの花』の歌詞を書いていた際、のどが乾いて飲み物を買おうとしてジンジャーエールが目に入り「どんな味だっけ?」と思って買って飲んだところ、「甘っ!マズっ!」と思ったそう。
その日の湿った気持ちを飛ばしてくれるビターな味を想像していたようで、思っていた味と違っていたことから、サビの「ジンジャーエール買って飲んだ こんな味だったっけな」という歌詞が生まれた。

一番のAメロの歌詞もその時の状況を描写している。
雨降りの朝で今日も会えないや 何となく でも少しほっとして飲み干したジンジャーエール 気が抜けて
その日、人と会おうと思っていたが朝に雨が降っていたため面倒になり、その時の状況をそのまま歌詞にしたそう。
「気が抜けて」の部分について岸田繁は語っていないが、ジンジャーエールが思っていたより甘かったので気が抜けるほどゆっくり飲んでいた、または「今日も会えない」ことに対して「会いたい」という気がふっと抜けてしまった、という2つの意味が込められているのかもしれない。

~2012年9月15日放送・グレーテルのかまど「くるりのジンジャーエール」より~

最後に岸田繁はこう語っている。

不安な気持ちを歌う時に 不安だ不安だと言っても より不安にさせるだけだし その不安を味わい尽くさないと 安心にはつながらない

不安を味わい尽くした後にやって来る安心、「安心な僕らは旅に出そうぜ」にはそんな意味が込められているのかもしれない。

ライブアルバム『Philharmonic or die』ではライブバージョンの『ばらの花』が聴ける
Philharmonic or die

くるりの由来・意味